君津市杢師へ外壁調査に伺いました。外壁と屋根の塗装メンテナンスをご検討中とのことで、まずは点検により状況の把握をされたいとのことでご依頼いただきました。今回はモルタル外壁の点検結果についてご報告いたします。私たち街の外壁塗装やさんでは、引き続き新型コロナウィルス対策を行っており、マスク着用の必須・ソーシャルディスタンスにより、お客様やスタッフの安全管理を徹底致します。
ヒビが発生
外壁はモルタルでした。モルタルは「セメント+砂+水」を混ぜたもので、それを外壁に塗りつけています。モルタル自体の通気性が高いため、湿気の多い日本の気候に合った外壁です。モルタル外壁をきれいに長く保つには、定期的なメンテナンスが必要です。
外壁を確認したところ、ヒビが至る所で発生していました。外階段脇の壁は、上から下まで、ヒビが入っていました。もう少し詳しく確認します。
ヒビの太さ
1枚目の写真のヒビ部分をアップにした写真です。何かぶつかってしまったのか、丸くへこんだ部分から上下・左方向にヒビが走っているようにも見えます。右側にも別のヒビが入っています。もう一枚は、壁と下屋根の取り合い部分です。外壁が異なる素材と垂直に出合う部分もヒビが入りやすい箇所です。
モルタル外壁のひび割れは、太さによって補修方法が異なります。髪の毛のように細い0.2mm以下の「ヘアークラック」の
場合、塗装メンテナンスであれば下塗り塗料で埋まるので、特別な処理は必要ありません。0.3㎜以上の劣化によるひび割れの場合は、コーキング材などで補修を行った上で塗装が必要です。モルタルのヒビ割れを放置していると、隙間から雨水が浸入する恐れもあり、さらに症状を悪化させてしまいます。早めの補修がおすすめ
玄関脇の外壁にも広範囲にヒビが発生していました。ヒビは、窓枠や、サッシ・ドアの周りに特に発生しやすいです。ヒビはモルタル外壁のメンテナンスサインです。外階段には、経年により「錆」が発生していましたので、外壁のメンテナンスと併せて補修されることをおすすめしました。
記事内に記載されている金額は2022年03月05日時点での費用となります。
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