シーリングの劣化を調査
さっそくシーリングの調査から始めます。窯業系サイディングの外壁には、継ぎ目を埋めて防水や緩衝の役割を果たすシーリングが存在します。調査を進めると、目地の他に窓枠のシーリングにも大きいひび割れや、外壁材との剥離が確認できました。シーリングの劣化によって生じた隙間からは雨水が入り込み、やがて雨漏りが発生してしまうことがあります。外壁材が傷む原因ともなりますので、ひび割れや痩せなどの症状を見かけたらメンテナンスをご検討ください。
塗装メンテナンスも欠かせません
目地のシーリング補修では、シーリングの打ち替え工事が必要となります。また、シーリングが劣化し始めていると、同時に窯業系サイディングを保護する表面の塗膜にも耐用年数が迫っている可能性があります。日の当たりにくい北側の外壁面では、苔の付着が見受けられました。塗膜が劣化すると外壁の防水性能が低下し、外壁材が水分を吸いやすくなってしまいます。そうなると窯業系サイディングにも浮きやひびなどの症状が発生し始めます。苔の付着は塗膜の劣化サインですので、シーリング補修と合わせて外壁塗装もご提案させていただく事となりました。紫外線の影響による劣化に耐性のあるラジカル制御型塗料で外壁を塗り替える場合、総二階・25坪と考えて690,800円~(税込)が参考的なお値段となります。外壁に苔の付着が見られたり、シーリングが傷んでいることに気づかれた場合には、ぜひ状態確認の点検をご検討ください。
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