折板屋根とは?
折板屋根とは、金属製の板を波状に折り曲げた屋根材です。工場や倉庫の屋根に採用されることが多く、誰しも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。多くがガルバリウム鋼板を用いた製品となっており、耐久性に優れています。
折板屋根のメリット・デメリット
折板屋根のメリット
・耐久性が高い
・軽量で施工性が高い
また、施工性も高いため、湾曲している屋根などにも施工可能です。
素材となるガルバリウム鋼板の耐久性が高いため、長く安心して使える屋根になります。
金属の天敵である錆にも強く、トタンの4倍も錆びにくいと言われています。・軽量で施工性が高い
非常に軽い屋根材であるため、建物への負担を軽減することができ、耐震性にも優れています。また、施工性も高いため、湾曲している屋根などにも施工可能です。
折板屋根のデメリット
・熱を内部に伝えやすい
・金属素材のため、錆に気を付ける必要がある
金属のため熱を吸収しやすく、吸収した熱が内部へ伝わりやすいといった弱点があります。屋根材に断熱材が含まれている製品を採用することで、対策できます。・金属素材のため、錆に気を付ける必要がある
ガルバリウム鋼板は錆に強い屋根材ですが、絶対に錆ないというわけではありませんので、定期的なメンテナンスが必要になります。
折板屋根のメンテナンス
一般的な折板屋根のメンテナンスには、以下の種類があります。それぞれ、街の屋根やさんで行った施工事例と合わせてご紹介します。
屋根塗装
折板屋根で最も多い劣化症状である錆への対策となるメンテナンスで、塗膜によって屋根材を保護します。錆が進行してしまうと穴あきや破損が起こって、大規模な修繕工事が必要になってしまうので、定期的な屋根塗装で予防しましょう。
屋根カバー工法
劣化が著しく、雨漏りなど屋根塗装では修繕できない症状が起こっているときにおすすめなのが屋根カバー工法です。既存の屋根の上から新しい屋根材を設置するため、廃材がほとんど出ず、撤去費用が掛かりません。
屋根葺き替え
既存の屋根が破損してしまっている場合や、屋根カバー工法に耐えられないほど劣化してしまっている場合には、屋根葺き替え工事が必要になります。既存の屋根を撤去してから新しい屋根材を設置する工事です。
折板屋根の施工事例
市原市で行った折板屋根の塗装工事
こちらは、千葉県市原市にて行った折板屋根の塗装工事です。ところどころ発生していた錆をケレン作業で丁寧に落とし、錆止め効果のある下塗り材を塗った後に遮熱塗料で塗装を行いました。
富津市で行った折板屋根の葺き替え工事
こちらは、千葉県富津市で行った折板屋根の葺き替え工事です。屋根全体に錆が回り、亀裂や穴がいくつも空いて雨漏りしていました。新しい折板に葺き替えたことで、建物の耐久性を大きく回復することができました。
まとめ
折板屋根は非常に高い耐久性を持っています。丈夫であるがゆえにメンテナンスがおざなりになってしまうことも多く、雨漏り等の被害が発生してしまいます。重要なのは、定期的にメンテナンスを行うことです。錆などの症状が軽微なうちに発見できれば、塗装のみで十分な補修を行うことができます。しかしながら、高所にある屋根をご自身で点検されるのは難しいと思います。そこで、街の屋根やさんの無料点検をご利用いただけたらと思います。経験豊富なスタッフが、隅々まで点検させていただきます。しばらく屋根のメンテナンスを行われていない方、屋根の状態が気になる方はぜひ一度、街の屋根やさんへご相談ください。
記事内に記載されている金額は2023年05月10日時点での費用となります。
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