佐倉市春路にてスレート屋根の調査を実施し、棟板金やケラバ部分の板金が大きく浮いてしまっている様子を確認いたしました。板金に異常が発生していると雨漏りの直接的な原因にもなります。実際の調査の様子とともに、今回はあまり聞き馴染みのないお住いの部位「ケラバ」について詳しく解説していきます。
ケラバの役割とは
まずはケラバの位置からとなります。ケラバは建築物の屋根の端部分のことを指します。同じ端部でも、雨樋の付いている側面は「軒」、破風板の部分は「ケラバ」と言ったように名称が分
けられています。
ケラバの役割
ケラバがあることで日差しをある程度の角度まで遮ることができ、お部屋の温度が高温になることを防ぎます。また、外壁材やそれを保護する塗膜にとって、紫外線は劣化の主な原因となりますので、陽の当たる時間を少なくして負担を軽減させることもケラバの大きな役割となっています。
壁面から突き出ている分、上から降ってくる雨水が外壁に付着することも防げるため、紫外線と並んで塗膜や建材の強度を低下させる雨の影響を和らげる効果も果たしています。
お住いの屋根の形として当たり前のように設置されているケラバですが、実は建材を守るために様々な効力を発揮していることが分かりますね。
そんなケラバですが、今回のお住いでは設置されている板金が捲れるように浮いてしまっていました。このように変形してしまう原因としては、これまで固定力の強かった釘が抜けてしまうことが考えられます。釘を打ち付けている内部の木部が長年の使用で腐食していくと、いずれ板金が外れて雨水が屋根裏へと回り込めるようになってしまうのです。
棟板金とスレートにもメンテナンスが必要でした
私たち街の外壁塗装やさんでは、このように屋根のメンテナンスを承ることが可能です。塗装のみではなく外壁材、屋根材に対する最適なリフォームを状態に応じてご提案し、施工を行うことが可能ですので、お気軽にご相談ください。ご参考までに、屋根塗装の費用としては415,800円~(税込)が目安の価格となっております。
記事内に記載されている金額は2023年05月11日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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