そのひび割れ、部分補修と屋根塗装で解決できるかも?
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スレート屋根のひび割れの補修方法
小さなひび割れの補修方法
スレート屋根の小さなひび割れは、早期に適切な補修を行うことで、大きなダメージを防ぐことが可能です。小規模なひび割れの補修方法として一般的なのは、コーキング材を用いた補修です。この方法では、ひび割れ部分に沿ってコーキング材を充てんし、表面を平滑に仕上げます。比較的簡単であり、特別な工具や高度な技術を必要としません。
ただし、作業は高所で行われるため安全には最大限の注意を払う必要があります。
大きなひび割れや欠けの補修方法
大規模なひび割れや欠けの場合、コーキング材だけでは十分な補修が難しい場合があります。このような状況では、部分的な屋根材の交換(差し替え)が必要になることがあります。
交換は、損傷したスレートを撤去し、新しいスレート材を差し替えます。これにより、屋根の完全性を回復し、雨漏りやさらなる損傷を防ぐことができます。この方法は専門的な技術と適切な工具が必要となり、安全対策も重要です。
補修の様子
こちらは築16年、数か所で亀裂があったスレート屋根です。まずは高圧洗浄で汚れや苔等を洗い落とし、水分が乾燥したらひび割れの補修をおこないます。ひび割れ箇所へコーキング材を充填し、隙間を埋めました。
コーキングとは?
コーキング材は防水性に優れた接着剤のようなもので、ゴムのような弾性があることが特徴です。屋根材の補修や屋根の接合部、外壁やベランダなど様々な箇所で使用されています。
塗装の様子
ひび割れた箇所を全て補修したら、屋根塗装を行います。下塗り、中塗り、上塗りと3度に分けて重ね塗りをしたらスレート屋根のひび割れ補修と屋根塗装が完了です!屋根塗装によって補修跡も目立たなくなりました!
スレート補修工事を行ったI様
I様より「築20年程度で今まで屋根のメンテナンスを行ったことがなく、どのような状態か調査をしてほしい」とお問合せをいただいたのが今回の工事のきっかけでした。
早速調査を行わせていただいたところ、苔の発生などが見られ、屋根全体の表面の劣化が進んでいるようでした。
反りなどはひどくありませんでしたが、1箇所だけ屋根材が割れてしまっている箇所がありました。斜めにヒビが入って引っかかっているような状態でしたが、このままではいずれ落下してしまうような危険な状態です。来年屋根全体のメンテナンスを検討されているということも踏まえ、それまでの間に不具合が出ないようなスレートの部分的な補修工事を行わせていただくこととなりました!(^^)/
丸で囲ってあるのが問題の箇所です。割れ方を見るに、比較的最近割れた部分のようでした。このままですとズレて落下する可能性もありますので、落ちないように補修を行います!
まずはスレートを剥がして埃などを掃除します。
割れたスレートは張り合わせるしかありません。張り合わせた際に雨水の流れをせき止めないように、縦にコーキングを打ち雨水の流れるルートを確保します!
このようにすることで、雨水がこの矢印の部分を流れていくことになります。雨漏りのリスクが軽減できるのです!
幸いにも割れた部分は欠けていなかったため、綺麗にはまりました!
割れた部分からの雨水の浸入を防ぐためにも、ひびの上からコーキングを打ちます。これでスレートの補修作業は完了です!
屋根塗装の効果
コーキング補修だけではだめなの?
スレート材は吸水性が高く、そのままでは雨水を吸い込みやすい素材です。雨水を吸い込んだスレートはひび割れが発生しやすくなるため、塗装によって表面を覆い防水性を高めてあげる必要があります。
そのため、スレート屋根の補修後には、塗装を施すことが重要です。
スレート材は吸水性が高く、そのままでは雨水を吸い込みやすい素材です。雨水を吸い込んだスレートはひび割れが発生しやすくなるため、塗装によって表面を覆い防水性を高めてあげる必要があります。
そのため、スレート屋根の補修後には、塗装を施すことが重要です。
隙間を埋めるだけであればコーキング補修でも対応が可能ですが、スレートにひび割れがあるということは塗膜が劣化し吸水しやすくなっているということです。塗装をしないとまた新しい亀裂が発生してしまいイタチごっこになってしまいます。
補修後に塗装を行うことで防水層が再構築され、未来のひび割れや損傷から屋根を守ってくれます。
だからこそ、屋根塗装をおこない今後ひび割れが起きにくい屋根にしてあげることが大切になってくるのです!
補修後に塗装を行うことで防水層が再構築され、未来のひび割れや損傷から屋根を守ってくれます。
だからこそ、屋根塗装をおこない今後ひび割れが起きにくい屋根にしてあげることが大切になってくるのです!
部分補修では対応できないケース
どのようなリフォームを行うかの選択は、スレートの劣化の程度によって異なります。軽度の劣化であれば、補修や塗装で対応可能ですが、重度の劣化が見られる場合は、カバー工法や葺き替え工法といった、より大規模なリフォームが必要です。
カバー工法と葺き替え工法の比較
カバー工法と葺き替え工法は、劣化したスレート屋根において一般的な二つのリフォーム方法です。
カバー工法
カバー工法は、既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる方法で、比較的コストが低く、工期も短いのが特徴です。しかし、元の屋根の構造を活かすため、下地の状態が悪い場合(傷みすぎている状態など)は適していません。
屋根葺き替え工事
葺き替え工事は、古い屋根材を完全に撤去し、新しい屋根材と下地を設置する方法です。より徹底したリフォームが可能ですが、コストと工期がカバー工法に比べて高くなります。
どちらの方法も、それぞれの建物の状況に合わせて選択することが肝心です。
どちらの方法も、それぞれの建物の状況に合わせて選択することが肝心です。
屋根の工事のことも街の外壁塗装やさんにお任せください!
屋根工事では、劣化の状況を正確に把握し、適切なリフォーム方法を選択することが重要です。屋根の現状や建物全体の状態、将来の計画、予算など、さまざまな要素を考慮して決めるようにしましょう!
私たち、街の外壁塗装やさんでは屋根塗装はもちろん屋根葺き替え工事、屋根カバー工事も承っております。無料にて調査を実施させていただき、スレート屋根の最適な補修方法をご提案させていただきますので、スレート屋根のことでお困りの際はぜひご相談ください!
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記事内に記載されている金額は2024年03月05日時点での費用となります。
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