住まいに長く安心して暮らすために必要な外壁塗装。今回は、外壁塗装が必要と言われる理由を改めてご説明します。塗装の理由や必要性をご理解いただくことで建物自体への理解も深まりますので、ぜひご参考ください。
外壁塗装が必要な理由は、一言でいうと「外壁を守るため」です。ですが、これだけでは具体的にどういう効果があるのかわかりませんよね。外壁塗装がもたらす主な効果は以下の通りです。
外壁塗装は建物の外部を水から守る役割を果たします。適切な塗料を使用することで、雨や湿気から建物を守り、内部の構造や壁の傷みを防ぐことができます。実は、外壁材としてよく用いられる素材の中には水を吸ってしまう素材も多くあるのです。例えば、原料がセメントである窯業系サイディングやモルタルです。どちらも日本で多く採用されている外壁材ですが、水を吸ってしまうとひび割れの原因になります。ひび割れが深くなれば建物内部にまで浸水して雨漏りを起こしてしまいますので、そうならないよう塗装して防水効果を持たせているのです。
塗装は防水効果だけではなく、様々な要因から外壁を保護します。常に外部の環境要素にさらされている外壁は、日光の紫外線、大気中の汚染物質が悪影響を及ぼし、劣化や腐食を引き起こす可能性があります。塗装は風雨だけではなくこういった外的要因からも外壁材を保護しています。
外壁は建物の外観を大きく左右します。塗装は建物の美観を向上させ、より魅力的な外観を提供します。また、外壁の状態が良好であることは、建物の総合的な価値を高める要素ともなります。もし建物を売却するとなった際、色褪せて汚れた外観の建物と、鮮やかに塗装されて光沢を放っている建物とでは、どちらが資産価値が高いとみなされるかは、お分かりになると思います。
近年の技術的な進歩により、外壁用の塗料には様々な付加機能が付いた製品が数多く販売されています。断熱効果のある塗料、汚れが付きにくい塗料、防藻効果のある塗料等さまざまです。付加機能の付いた塗料で塗装することで、本来の外壁では持ちえない機能を発揮し、暮らしの快適性や資産価値を向上させます。
ご説明してきた通り、外壁塗装には建物を守るための数々の役割や機能があります。単に見た目だけの問題ではなく、外壁としての性能に直結するのが外壁塗装ですので、塗装の劣化症状が出ていないかを定期的に確認し、劣化が確認できた際は、雨漏り等の被害が出る前にメンテナンスを行いましょう。
また、外壁塗装だけではなく屋根塗装も同様の役割・機能を持っていますので、外壁だけではなく、屋根や付帯部など、住まい全体でメンテナンスを行っていくことが長く安心して暮らせる住まいにつながります。
最後に千葉県香取市で行った外壁塗装の様子を紹介します。
こちらは、千葉県香取市で外壁塗装を行ったお住まいです。経年によって外壁が色褪せ、苔や汚れが付着していました。目地のシーリングも劣化していましたので、塗装と併せて補修を行い、雨漏りを予防しています。塗装に用いた塗料は、「ナノコンポジットW」という外壁が汚れにくくなる機能を持った塗料です。
塗装が劣化していたため、外壁の一部が水を吸い変形(浮き)が見られました。幸い、建物内部への浸水は見られませんでしたので、間一髪メンテナンスが間に合ったというところです。内部へ浸水してしまえば、場合によっては外壁の張替えなどの大がかりな補修工事が必要になってしまう場合もありますので、皆さんも被害が大きくなる前にメンテナンスを行いましょう。街の外壁塗装やさんでは、住まい全体のトータルメンテナンスを行っておりますので、どうぞお気軽にお問合せください。
記事内に記載されている金額は2023年06月05日時点での費用となります。
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