モルタル外壁の特徴
モルタル外壁はセメントを主原料としたモルタルを塗り上げて造る外壁で、以下のような特徴があります。・デザイン性が高く、独特の風合いがある
モルタル外壁は、様々な模様・パターンを描くことができるため、デザイン性が高い外壁です。また、手作業で模様付けが行われるため、世界に一つしかないまさしく一点物の仕上がりになります。
・継ぎ目がなく、コーキングが必要ない
継ぎ目のない仕上がりになるモルタル外壁は、窯業系サイディングや金属製サイディングと異なり目地のコーキング処理・補修が必要ありません。
・耐火性に優れる
主原料がセメントであるモルタルは、耐火性に優れています。モルタルが日本国内で普及した理由も耐火性の高さが注目されたためでした。
・ひび割れ(クラック)が起こりやすい
モルタルにはひび割れやすいといった弱点があります。そのため、定期的に必要になる塗装メンテナンスの際には、モルタルに適した塗料を選択する必要が出てきます。
・汚れが付きやすい
表面に凹凸がある仕上がりになることが多いモルタル外壁は、凹凸部分に汚れが付きやすくなります。雨水も凹凸に引っかかって滞留しやすくなるため、苔か藻の繁殖にも注意が必要です。
モルタル外壁には塗装メンテナンスが必要です
モルタル自体は防水性の低い素材であるため、表面を塗装で保護する必要があります。表面の塗膜が劣化するとモルタルが水を吸いこむようになり、ひび割れ(クラック)がさらに起こりやすくなるため、モルタル外壁を長持ちさせるためには、定期的な塗装メンテナンスが欠かせないのです。
モルタル外壁の塗装には「弾性塗料」がおすすめ!
モルタル外壁の塗装には、弾性塗料がおすすめです。弾性塗料は伸縮性(弾性)に優れた塗料で、温度変化や建物の変形による外壁表面の微小な動きに追従することができます。そのため、クラックが起こりやすいモルタル外壁と非常に相性が良い塗料です。
通常の塗料であれば、塗膜の下でモルタルにクラックが起きた場合に塗膜ごとひび割れてしまいますが、弾性塗料の場合は構造クラックと呼ばれる大きなクラックでなければ塗膜がひび割れることがありません。
弾性塗料を使った外壁塗装事例
モルタル外壁の色褪せとヘアークラックの補修を行いたいとのことで、私たち街の外壁塗装やさんにご用命いただきました。カラーシミュレーションで希望のカラーを選んでいただき、今回はモルタル外壁に適した高弾性塗料「エラストコート」のB-3977で塗装することになりました。
塗装の様子
まずが塗装面を綺麗に洗浄し、大きなクラックがあればコーキングで補修しますが、ヘアークラック程度であれば追従性の高いエラストコートを塗るだけで補修できます。その後、下塗りを行って塗料の密着性を高めてからエラストコートで重ね塗りを行っていきます。
気にされていた色褪せとヘアークラックを解消でき、お客様にも満足いただける仕上がりとなりました。エラストコートには防苔・防カビといううれしい機能もありますので、綺麗な状態を長く保つことができるでしょう。
記事内に記載されている金額は2023年06月13日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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