SGL鋼板は、金属屋根材や金属外壁材の素材として人気であるガルバリウム鋼板を進化させた建材です。ガルバリウムを表す「GL」の頭にSuperior(上質な)・Special(特別な)・Super(超越した)を意味する「S」を冠してSGL鋼板(エスジーエル)と名付けられました。ガルバリウム鋼板との違いはめっき成分にあります。ガルバリウム鋼板では、亜鉛とアルミニウム、シリコンが含まれためっきでしたが、SGL鋼板では、ここに「マグネシウム」が追加されています。マグネシウムが防錆効果を発揮し、ガルバリウム鋼板の3倍もの耐食性があると言われています。ニチハやアイジー工業は、SGL鋼板を用いた屋根材をそれぞれ製造・販売し、人気を博しています。
SGL鋼板を使用したアイジー工業の「スーパーガルテクト」
耐久性・耐食性・断熱性に優れているのはもちろんですが、特徴的なのは、保証内容です。金属製屋根材は錆の発生が一番の問題です。特に沿岸地域では塩害によって錆が進行しやすく、ガルバリウム鋼板を使用した「ガルテクト」シリーズでは、沿岸から5,000m以内の住宅は保証範囲外となっていました。しかし、耐食性能がパワーアップした「スーパーガルテクト」では、沿岸から500m離れていれば保証対象となります。
ここまで保証範囲を拡大しているのは、アイジー工業の自信の表れでしょう。沿岸地域にお住まいの方にも安心して使用いただける製品です。
最後に、千葉県鎌ケ谷市で行ったアイジー工業「スーパーガルテクト」を使用した屋根カバー工事の施工事例を紹介します。
強風で瓦が飛散してしまったことから、街の外壁塗装やさんへお問い合わせいただきました。軽くて丈夫な屋根材に葺き替えて耐震性をアップさせたいとのご希望でしたので、高耐久かつ軽量なSGL鋼板である「スーパーガルテクト」をご提案いたしました。
スーパーガルテクトの性能は折り紙付きですので、長期間に渡って安心してご使用いただける屋根になりました。ただし、塗装による保護が必要なのは他の金属屋根材と変わりませんので、定期的なメンテナンスだけは欠かさないようにお伝えしました。
記事内に記載されている金額は2023年07月13日時点での費用となります。
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