屋根塗装が必要だけど、見積もりを取ってみたら想像以上に高かった……そんなお悩みから、屋根塗装のDIYを検討することがあるかもしれません。一見、新しい塗料を塗るだけの作業に思えますが、屋根塗装は様々な要因を考慮しつつ、複数の工程を踏みながら進めるものです。そのためDIYでは満足のいく結果になりにくく、オススメできるものではありません。詳細などを本記事で解説いたします。
屋根塗装のDIYを推奨できない理由
屋根は外部の気候条件や風雨にさらされるため、定期的な塗装メンテナンスが必要です。しかし、屋根塗装をDIYで行うことはおすすめできません。その理由を以下に解説します。

・足場が必要
まず、屋根塗装は高所での作業が必要となります。屋根上での作業は危険を伴いますし、専門的な知識や技術が必要です。DIYで行う場合、安全対策や作業方法を正確に把握していないと、事故や怪我のリスクが高まります。
業者も屋根塗装時には必ず足場を組んで作業を行います。足場代は工事費用の中でも大きな割合となりますが、安全性を確保することで作業を落ち着いてできるなど、後々の仕上がりには必ず必要となります。
安全が確保できないDIYでの塗装は大変危険なのです。
・専門的な知識と道具が不可欠
また、屋根塗装には専用の塗料や道具が必要です。状況に適さない塗料や道具を使用すると、塗装の効果や耐久性が低下し、結果として塗装効果が得られない可能性があります。
また、スレートにおいては塗装をすることで必要な隙間を埋めてしまわないよう、「縁切り」と呼ばれる作業も欠かせません。タスペーサーの用意や設置など、必要な工程が抜けてしまうと雨漏りの原因にもなり得てしまうのです。
・施工技術が要求される
屋根塗装は施工技術が重要です。均一な塗りムラや塗料の厚みの調整など、専門的な技術が求められます。DIYで行う場合、これらの技術を習得する必要がありますが、初心者にとっては難しい場合があります。
また、屋根塗装は耐久性や防水性を確保するために、適切な下地処理が必要です。DIYで行う場合、下地処理の方法や材料の選定が適切でないと、塗装の効果が長続きせず、早期に劣化してしまう可能性があります。
以上の理由から、屋根塗装はDIYで行うことはおすすめできません。専門的な知識や技術、安全対策が必要であり、間違った施工や材料の選定が結果として塗装の効果や耐久性に影響を与える可能性があります。屋根塗装を行う際は、信頼できる専門業者に依頼することをおすすめします。
実際の屋根塗装の工程
屋根塗装の工程を、佐倉市山王にて行った実際の施工事例を用いてご紹介します。工事前には事前にお客様との打ち合わせを重ね、カラーシミュレーションなども行う場合があります。塗料の色や種類など、細かい部分を決めていく段階となります。


工事の準備として、足場を仮設します。足場は品質の高い作業を行うために必要であり、効率的かつ安全な施工を行うために欠かせないものです。次に、高圧洗浄を行います。屋根と壁を高圧の水流で洗浄し、汚れや古い塗膜を取り除きます。高圧洗浄により、効果的に汚れを落とすことができます。


その後、屋根の下塗りを行います。下塗りはその後行う中塗り、上塗り塗料の密着性を高めるために大きな役割を果たしています。この段階でタスペーサーを挟み、必要な隙間を確保する縁切りも行います。最後に、中塗り・上塗りを行います。適切な塗料を屋根全体に均等に塗布します。


以上が屋根塗装の工程の流れです。お客様のご要望やお住まいの状態に合わせて、丁寧かつ迅速に工事を進めていきます。私たち街の外壁塗装やさんでは、お客様の安心と満足を第一に考え、美しい屋根を提供することを目指しています。屋根塗装で足場を組む場合、それを利用して外壁塗装もセットで行うことが大変オススメです!屋根・外壁塗装のセットでは、参考費用が税込833,800円~となっています。
記事内に記載されている金額は2023年08月28日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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