ガルバリウム鋼板の特徴・魅力
ガルバリウム鋼板は、アルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%からなるめっき鋼板です。
表面に施されためっきによる優れた耐久性・耐錆性を備えており、耐用年数は25年~35年と寿命も長い素材です(#^^#)
また、金属屋根材であることから非常に軽量で、瓦の1/10程度の重量しかない事から耐震性・施工性にも優れます。
表面に施されためっきによる優れた耐久性・耐錆性を備えており、耐用年数は25年~35年と寿命も長い素材です(#^^#)
また、金属屋根材であることから非常に軽量で、瓦の1/10程度の重量しかない事から耐震性・施工性にも優れます。
ガルバリウム鋼板のデメリット・注意点
ガルバリウム鋼板は優れた金属素材ですが、デメリット・注意点も存在します(>_<)
まず、ガルバリウム鋼板は薄い金属素材であることから素材自体の断熱性・遮音性は低く、そのまま使用してしまうと夏場の室内温度上昇や、雨音が騒音になってしまう事態に繋がります。
その為、断熱材の併用や、断熱材一体型の製品や石粒が吹き付けられている「ディーズルーフィング」を選定するなどの工夫が必要となります!
また、耐久性・耐腐食性に優れるガルバリム鋼板ですが、メンテナンスフリーという訳にはいきません。飛来物の落下によって傷が出来てしまうとそこから錆が広がる場合もありますし、薄い金属素材であることから凹みやすいといった特徴もあります。
ガルバリウム鋼板屋根であっても他の屋根材と同様、定期的な点検・メンテナンスは必要です!
ガルバリウム鋼板の歴史と次世代ガルバリウム鋼板「SGL」
最先端の金属素材と思われがちですが、ガルバリウム鋼板の歴史は意外と古いです。
なんと、1970年代にアメリカで開発され、日本では40年以上前から使用されています!
当時、金属素材と言えば亜鉛100%でめっきされた「亜鉛めっき鋼板」が主流であり、日本では「トタン」と言う名前で広く使用されていました。
そうした中、亜鉛メッキ鋼板(トタン)の耐錆性を向上させるために開発されたのが「ガルバリウム鋼板」です(#^^#)
めっき組成にアルミニウムをはじめシリコンが加えられる事で、トタンの3~6倍の耐久性を誇ると言われています!
また、近年ではガルバリウム鋼板をさらに改良したSGL鋼板(スーパーガルバリウム)が開発されました!
ガルバリウム鋼板と比較して3倍錆に強いとされ、次世代ガルバリウム鋼板として非常に注目を集めています(^^)/
屋根カバー工法におすすめなガルバリウム鋼板屋根
屋根カバー工法は既存の屋根材を新規の屋根材でカバーする屋根リフォーム方法であり、工期の短縮や廃棄コストの削減などのメリットがあります!しかし、既存の屋根材に新規屋根材の重さが加わることから屋根の重量増加は避けられず、耐震性の低下・構造部への負担への悪影響を心配される方も多いです。
そこで、おすすめなのがガルバリウム鋼板屋根材を使用した屋根カバー工法です(#^^#)
軽量であるガルバリウム鋼板屋根材であれば、そうした悪影響を最小限に低減させることが出来ます!
ガルバリウム鋼板を使用した施工事例をご紹介!
次に、ガルバリウム鋼板を使用した施工事例を詳しくご紹介致します!
ガルバリウム鋼板屋根材を使用した屋根カバー工法
市川市中国分のお客様より、ガルバリウム鋼板屋根材を使用した屋根カバー工法のご依頼を頂きました!
棟板金の撤去・防水紙の設置
まずは、既存の屋根に設置された棟板金を撤去していきます!屋根カバー工法は既存の屋根材の撤去はほぼ必要ありませんが、棟板金は屋根の凹凸となりますので撤去が必要となります。
完了後、防水紙の敷設作業に入ります!
屋根の下地材であり、雨漏りを防ぐ重要な部材ですので漏れが発生しない様にしっかりと作業を進めます(^^)/
屋根材の設置
防水紙の設置が完了しましたら、いよいよ屋根材の設置工程です。
今回は、IG工業「スーパーガルテクト」を使用させて頂きました!
従来のガルバリウム鋼板を改良してパワーアップさせた「SGL鋼板」が使用されており、改良前のガルバリウム鋼板と比較して耐食性が3倍に向上していると言われています(#^^#)
今回は、IG工業「スーパーガルテクト」を使用させて頂きました!
従来のガルバリウム鋼板を改良してパワーアップさせた「SGL鋼板」が使用されており、改良前のガルバリウム鋼板と比較して耐食性が3倍に向上していると言われています(#^^#)
ガルバリウム鋼板を使用した屋根カバー工法が施工完了
ガルバリウム鋼板を使用した屋根カバー工法が完了しました!金属屋根材特有の無骨でスタイリッシュな景観になりましたね(^^♪
ガルバリウム鋼板製波板を使用した葺き替え工事
「雨漏りが発生しているのでは…?」とご不安を感じられたH様より、現地調査のご依頼を承りました!
現地調査にお伺いさせて頂きますと、金属波板が複数枚重ね張りされているお住まいでした。築51年との事でしたので、腐食が生じた部分の葺き替え・重ね張りが繰り返されて現在の形になった様です。
ですが、屋根は構造が複雑になるほど雨漏りリスクが増えます(>_<)
屋根材の重なり部分には隙間も生じていましたので、こうした部分は大きな雨漏りリスクとなってしまいます。
屋根葺き替え工事のご提案させて頂き、工事のご依頼を頂きました(^^)/
まずは、屋根材・屋根下地材を撤去していきます。屋根の面として重要な役割を担う「野地板」は、増し張りによって補強する場合もありますが今回は傷みが進行していたので全交換となりました。
その後、防水紙を敷設して屋根材を固定する下地を造っていきます(#^^#)
下地の組み上げ完了後、屋根材を敷設していきます!今回は、ガルバリウム鋼板製の波板を使用させて頂きます。
縦波が地面と垂直になる様に敷設していきますので、雨水の排水が遮られる事の無い雨漏りに強い屋根となります(^^)/
以上で葺き替え工事の完了です!屋根の耐久性も向上し、雨漏も解消されたことでお客様にも大変ご安心頂けました(^^)/
ガルバリウム鋼板の魅力とは?まとめ
ご紹介させて頂きました通り、ガルバリウム鋼板は高い耐久性・耐錆性・耐震性を備えた非常に優れた金属素材です!また、その特徴から屋根カバー工法におすすめな屋根材でもあります(#^^#)
私たち、街の外壁塗装やさんはガルバリウム鋼板を使用した屋根カバー工法などの施工実績も豊富に持っております。
ガルバリウム鋼板にご興味をお持ちの方がおられましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
点検からお見積りの作成まで無料にて実施させていただきますので、ご安心いただければ幸いです。
記事内に記載されている金額は2024年03月22日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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