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屋根のメンテナンス時に、家の屋根材がコロニアルグラッサと言われた」「コロニアルグラッサは他と何が違うんだろう?」
コロニアルグラッサは、ケイミュー株式会社が製造している屋根材の商品名です。この屋根材はセメントを主成分として繊維素材を混ぜて薄い板状にしたスレート屋根の一種です。コロニアルグラッサは、表面にグラッサコートと呼ばれる紫外線などにより色あせに強い加工が施されており、約30年ほど長持ちすると言われています。その詳細やグラッサへの葺き替えについて詳しく見ていきましょう!
コロニアルグラッサの特別な三層構造
コロニアルグラッサの特徴は、その耐久性と耐候性にあります。この屋根材は、無機三層構造という加工を表面に施しており、それが特徴の秘密となっています。まず、上層には無機系塗膜グラッサコートがあります。このグラッサコートは、直接太陽光が当たる表面に塗られており、紫外線によって分解されにくい特徴を持っています。そのため、色あせが起きにくくなっています。
次に、中層には釉薬加工を施した無機彩石層があります。この彩石層は、細石に釉薬加工を施しており、色あせないようになっています。また、釉薬はガラスとほぼ同じ性質を持ち、非常に強い耐蝕性を持っています。そのため、コロニアルグラッサの屋根は、長期間にわたって色あせすることがありません。
最後に、下層には無機顔料を混合した無機化粧層があります。この無機化粧層も、色あせに強い特徴を持っています。これらの三層構造によって、コロニアルグラッサは長寿命であり、色あせにくい屋根材となっています。
コロニアルグラッサはメンテナンスを簡単にしたい方や、屋根の色あせやコケが気になる方に特におすすめです。スレート屋根の場合は、約10年に1度の間隔で塗装メンテナンスを行う必要がありますが、コロニアルグラッサはその頻度を減らすことができます。また、色あせやコケが発生しにくいため、美しい屋根を長く保つことができます。
グラッサシリーズへの屋根葺き替え工事
コロニアルグラッサを軒から重ねるように葺き、棟から流れてきた雨水が屋根材の下に入り込まないよう注意します。前述にてご紹介した三層構造によって、今後は塗装までのメンテナンスもしばらく間を空けることができ、コストを抑えられるかと思われます。コロニアルグラッサ以外にも、スレートには多くの種類が存在しており、私たち街の外壁塗装やさんではそれぞれの特徴からご要望に沿ったご提案をさせていただきます。スレート以外にも、耐震性を高めるために軽量なスーパーガルテクトでのリフォームも大変オススメです。
屋根葺き替え工事の参考価格としては、30坪ほどの戸建て住宅でおよそ150~200万円となります。
記事内に記載されている金額は2023年09月28日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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