
プライマーの塗布はとても重要な作業工程です。
プライマーはシーリング材と下地との接着力強化はもちろん、
被着面の細かい埃を抑え、被着体から出るあくを抑える働きがあります。
さらに、シーリング材の成分が被着体へ出て行くのを抑える働きもあります。
重要な作業のため、職人の腕の試しどころです。
プライマー塗布後、所定の乾燥時間をとり、
シーリング材の充填工程に移ります。
あまり時間を空けすぎても
逆に空気中の埃が付着して接着力が落ちるので注意が必要です。

プライマーやシーリング材が
目地以外の場所に付着しないようマスキングテープを貼ります。
まっすぐに貼るのは意外に難しく、
十字にクロスしたところでは特に腕が要ります。

金属へらで盛り上がった部分のシーリング材をならしていきます。
ならすのに金属へらは難しいですが、
プロの方はより高い接着性を確保するのに、
ならしバッカーよりこちらを使われる方が多いです。
慣れないと表面に段差がついたりしてしまう難しい作業です。

今回使用したシーリング材です。
変成シリコーン系シーリング材(ノンブリードタイプ)
【特徴】
●速硬化タイプなので塗装工程に短時間で移行できる
〈タックフリー(目安時間)23℃:約30分、5℃:約2時間〉
●広範囲の塗材が塗装でき、塗装後ほとんど汚染しないノンブリードタイプ
●耐候性に優れている
●カビの発生が少ない(防カビ剤配合)
●広範囲の下地材料への密着性に優れる
記事内に記載されている金額は2018年05月24日時点での費用となります。
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