つくば市の築17年の現場調査の様子についてお伝えします!
今回は屋根の状態を中心にご紹介していきます。

今回の現場はコロニアル材で葺かれていました。
近年人気の屋根材で耐用年数が20〜30年といわれています。
コロニアル屋根ってなんだろう?
屋根材のひとつとして、コロニアル材という名称を耳にすることもあるかと思います。
実はコロニアルという名称はケイミュー株式会社の商標なのです。
とても有名な名前のため他社の同じような軽量スレート瓦についてもコロニアルと呼ぶことがあります。
コロニアルはセメントや粘土を混ぜて形成された薄型のスレート瓦で、従来の陶器瓦に比べて安価で軽量のため30年ほど前から広く普及していきました。

コロニアル材が浮いてしまったり、ずれています。
屋根材は専用の釘で打ち付けて固定してあるのですが、写真のようにズレが出ているということはその釘が劣化して抜けてきてしまっている可能性が高いです!
放っておくと、この隙間から雨水が浸入して雨漏りの原因を引き起こすだけではなく、風によってコロニアル材が吹き飛んでしまう危険もあります!

風や飛来物のせいか、コロニアル材が破損している箇所がいくつも見受けられました。
耐用年数が20〜30年と言われていますが、何かがぶつかると割れてしまいます。

ヒビが入っている程度の破損だと、専用の補修剤で接着補修ができましたが、欠落していると交換が必要です。

こちらは棟板金の様子です。
板金を止めておく釘が抜けかかって飛び出ているのがわかります。
棟板は屋根の天辺にあり、屋根材全体を押さえる役目をもっています。
強風に煽られがちな部材のため、しっかり固定しておかなくては屋根全体の歪みに繋がってしまいます。
屋根の破損は雨漏りを引き起こします!
屋根は風雨から家屋を守る重要な場所です。
近年大型台風や局地的豪雨によって屋根の負担は増すばかりです。
屋根が破損したり傷んでしまうと、雨を防ぐことができなくなり、雨漏りなどのトラブルを引き起こしかねません。
大きなトラブルが起きたあとの補修は工期も費用も嵩み、施主様のご負担が大きくなってしまいます。
トラブルが起きる前に、ぜひ家屋のメンテナンスを行って見てはいかがでしょうか?
当社では契約に至らなかった場合の調査費用は頂いておりません。
細かいこともお気軽にご相談ください!
記事内に記載されている金額は2020年08月07日時点での費用となります。
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