かすみがうら市でおこなった、スレート屋根(コロニアル屋根)の屋根塗装の仕方をご紹介します。
スレート屋根とは、セメントに繊維質の素材を混ぜて成形し、塗装をした屋根材のことです。
商品名が浸透して、商品名のコロニアルやカラーベストとも言われます。
コロニアル屋根・カラーベスト屋根はスレート屋根の商品名です。
普及率も高く、街の多くで見かけるスレート屋根。
今回はスレート屋根の塗装方法と、注意点をご紹介していきます。
スレート屋根の塗装方法と注意点!@かすみがうら市の屋根塗装現場

①高圧洗浄で汚れを落とす
かすみがうら市でおこなったスレート屋根の塗装。
はじめに苔などの汚れを高圧洗浄で落としていきます。
汚れが付いたまま施工をすると、塗料が異常をきたしたり剥がれてしまう危険があります。
そのため高圧洗浄とともにブラシで汚れを落として、塗装後の不具合が出ないように気を付けていきます。
②縁切り作業で「タスペーサー」を挿入!
※スレート屋根には必須作業です※
「タスペーサー」とは、スレート屋根にもともとある隙間を、塗装で塞いでしまわないよう隙間を確保するものです。
もともとは「縁切り」といわれ、塗膜が形成されたあとにカッターなどで切れ込みをいれていきました。
今は時間と神経を使って切れ込みをいれなくても、タスペーサーを挿入するだけで済むので工期も費用も軽減することが出来ました!
スレート屋根に隙間を設けないと、内部に水が侵入しても雨水が逃げていきません。
逃げ道がないので雨水は屋根内部に溜まっていきます。すると雨漏りや木部が腐ってしまう恐れがあります。
別の現場では以前施工した施工業者が縁切りをおこなわなかったため、雨漏りが発生したお客さま宅がありました。。
スレート屋根の縁切り作業は絶対!です!

③塗装工程:下塗り
タスペーサーでスレート屋根の隙間を確保したら、下塗りをしていきます。
今回下塗りに使用したのは、含侵・密着性に優れたエポキシ系の下塗りです。
スレート屋根の痛みが激しい場合は、上塗り塗料の吸い込みを防ぐために、下塗りを2回おこなうこともあります。

④塗装工程:中塗り
かすみがうら市の屋根塗装、スレート屋根の中塗りの様子になります。
乾燥時間を設け、塗布量や薄塗りや塗り残しが無いようきちんと施工いたしました。
塗布量とは、一㎡あたりに塗料を乗せる数字になります。この数字はしっかり守ることで、薄塗りにならず適切な塗膜の厚みを作ることができます。

⑤塗装工程:上塗り
スレート屋根の上塗り、仕上げの工程です!
中塗りと上塗りには同じ塗料を使用しており、乾燥の工程を挟んでからの塗装となります。
塗料に決められた乾燥時間を守ることによって、スレート屋根を守る膜厚な塗膜が形成されます。
上塗り塗料(仕上げ材)には遮熱塗料を使用して、暑さ軽減の対策もとっています!
薄塗りで色ムラができないよう綺麗に施工いたしました。
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