かすみがうら市の塗装現場の様子についてお伝えします。
今回の記事では、軒天(のきてん)の塗替えと腐食してしまった縦樋金具の付け替えについてご紹介します。
軒天塗装!

まず、軒天(のきてん)の塗替えの様子です。
防カビ性能のある『マルチエースⅡ』を使用して塗装しました。
どうして防カビ塗料を使うんですか?
軒天の塗装には必ず防カビ塗料を塗装することをおすすめしています。
なぜなら、軒天は非常に湿気がたまりやすく、カビの発生の危険があるからなのです。
軒天は、外壁の外側にせり出した屋根の真下(裏側)にあり、屋根によって直射日光を遮られてしまっています。
そのため、常に日陰でジメジメしており、カビが生えやすい状況になっているのです。
カビが軒天に発生すると、そこから腐食がはじまり軒天だけでなく屋根を支える骨組みや外壁も腐らせてしまう恐れがあるのです!
雨漏りなどを防ぐためにも軒天には防カビ塗料を選択していきましょう!

2回目の塗装です。
ローラーで塗装する前に角やすみっこを刷毛で塗装していき塗り残しのないようにしていきます。

塗装完了です!
カビに強い軒天になりました!
雨樋金具付け替え!

写真は縦樋の金具『デンデン』が塩害によって腐食して、破損・欠落してしまっている様子です。
玩具のでんでん太鼓に似ていることから名前がついた金具ですが、縦樋をはめ込む部分が取れてしまい、支柱部分しか残っていません。
これでは樋を支えられないので取り替えます。
塩害ってなんですか?
塩害とは、塩分を含んだ雨や風によって金属製の部材や配電施設が腐食し劣化する被害のことを言います。
特に沿岸部より2km以内を塩害地域と呼び、腐食予防の対策を行うように基準が設けられています。
今回の現場は沿岸部より2km以上離れた非塩害地域でした。
しかし、吹き付ける風の状況や、台風、汽水域に近いなど様々な要因で非塩害地域でも金属製のものが腐食する塩害が起こることがあります。
サビに強いはずのステンレスの劣化が著しく激しいなど、不安なことがありましたらぜひご相談ください。
塗装での対策を立てていきましょう!

古い金具をまず撤去します。

続いて新しいデンデンを取り付けます。
サビに強いステンレス金具を使用しました。

ステンレスも腐食させるほどの塩害被害があったのでサビ止めを塗布してデンデンを保護していきました。
記事内に記載されている金額は2020年08月07日時点での費用となります。
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