つくば市にある事業所の塗装工事現場のご紹介です。
今回の記事では外壁塗装と軒天の塗装の様子をお伝えします。
まず外壁の下塗りです。
風雨や紫外線の影響で傷んだ外壁を保護するために塗装します。
今回使用した外壁の下塗り剤はアステックペイント社の『ホワイトフィラー』です。
微弾性フィラーと呼ばれる下地調整剤で、傷んだ外壁に浸透することで小さなひび割れや傷を目潰しし、トップ剤の浸透むらを防ぐ役目があります。
また、微弾性ということでゴムのような塗膜が外壁に浸透することで、外壁の歪みに追従し新たなひび割れを予防する効果も期待できます。
下塗りが完了しました。
続いて外壁の中塗りを行います。
ローラーを使用して塗り残しのないように塗装をおこないます。
中塗り塗料が乾燥したら同じ塗料を再び使用して上塗りを行います。
同じ塗料を使うので、どこを塗ったかわからなくならないように、計画を立てて順番に塗装していきます。
外壁塗装のトップ剤として使用したのはアステックペイント社の『シリコンフレックスJY』です。
今回の現場は外壁内部に結露が起こっていたので、外壁の透湿性(湿気を通す性質)を確保するために水性のシリコン塗料を使用しました。
シリコン塗料はアクリル塗料やウレタン塗料よりも耐久性が高い塗料になります。
このシリコンフレックスJYはシリコン塗料とウレタン塗料のハイブリッド塗料のため、シリコン塗料の高性能さと、ウレタン塗料の低コストを持ち合わせたコストパフォーマンスのよい塗料になっています。
価格は抑えたいけれど、しっかりと建物を保護したいときにピッタリの塗料と言えます。
外壁塗装が完了しました。
続いて軒天(のきてん)の塗装です。
軒天は、外壁の外側に迫り出した屋根の真下にある天井のことを指します。
屋根によって直射日光が遮られることから、湿気がこもりやすく、カビが生えてしまいがちです。
カビによる腐食が広がらないように塗装で保護します。
写真は1回目の塗装です。
2回目の軒天塗装の様子です。
防カビ・防藻性能のある『水性ケンエース』(日本ペイント社)を使用して塗装を行いました。
軒天の塗装が完了しました。
記事内に記載されている金額は2020年08月07日時点での費用となります。
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