石岡市の外壁塗装工事現場の紹介です。
今回の記事では外壁サイディングのシーリング剤の打ち替えについてご紹介します。
なぜシーリングを交換しなければいけないのか?
それは、ジョイント部分は、地震の時に、サイディングとサイディングのぶつかりを軽減するためです。
また、シーリングは、いちばん外側になりますので、紫外線による劣化も見られ、サイディングの裏側に水が入るのを防ぐ役割があります。
今回の現場の外壁は窯業系サイディングを使用していました。
定尺の板状の外壁材を外壁として貼り付ける工法で、サイディングボード同士の継ぎ目の防水機能としてシーリング剤を充填しています。
しかし、シーリング剤は紫外線などにより硬化してサイディングボードから剥がれてしまうことがあります。
このように劣化したシーリング剤をそのままにしておくと、隙間から雨水が侵入して雨漏りや結露の原因になってしまいます。
まず、古いシーリング剤を撤去します。
カッターで切れ込みを入れてゆっくり引っ張ると剥がれてきます。
中に見える青いテープがボンドブレーカーというものになります。
こちらのボンドブレーカーに関しては、シーリング材が、中の目地にくっついてしまい、地震の時にシーリングが動きシーリングに負荷がかからないように張ってあります。
撤去が完了しました。
きちんとボンドブレーカーも貼ってあります。
これでシーリングを打ち込んでも3点接着になりません。
安心ですねー
他の場所も古いシーリング剤を撤去します。
カッターで切り込みを入れる際に外壁を傷つけてしまわないように丁寧に作業します。
取り残しなく撤去できました。
撤去したシーリング剤はこのように一箇所にまとめます。こうすることで、現場をきれいに保つことができます。
施主さまの大切な家なので、しっかりと整理整頓、清掃を心がけて作業します。
こうして一か所にまとめて現場をきれいに保つことにより、安心、安全を守れます。
新しいシーリングの打ち替えのために、目地を養生します。
さて、この青いテープですが何というテープを使用しているかわかりますか?
正解は『マスキングテープ』です。
最近、クラフト用にと人気のマスキングテープですが、実はもともとは養生用のテープの一つでした。
粘着力が低く、手で簡単に切ることができることから、塗装現場などで使用されてきました。
このように目地に沿って貼り付けると、コーキングが多少はみ出しても外壁を汚すことはありません。
すべての目地を養生できました。
次回、シーリング剤の打ち替えについてご紹介します。
記事内に記載されている金額は2020年08月07日時点での費用となります。
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