
つくば市の外壁塗装現場です。軒天(のきてん)に使用するのは、アステックペイントのマルチエースⅡです。
マルチエースⅡは、防カビ・防藻効果という特徴のある水性塗料です。低臭で人にも環境にも優しい塗料です。
つや消しタイプの塗料なので、マットな質感で落ち着いた仕上がりになります。

軒天とは、外壁から外側に突き出している屋根部分の裏を指します。
雨水が流れていく屋根の端を軒先(のきさき)と呼ぶため、その軒の裏の天井を指して軒天(のきてん)と呼ばれています。
バルコニーやベランダの裏側も同様に軒天と呼ばれます。
軒天の塗装開始

外壁塗装や屋根塗装は下塗り・中塗り・上塗りと計3回塗り重ねることが基本ですが、それぞれの工程にも手順があります。
塗装現場では、ローラーと刷毛で塗っていくことは一般的に知られていると思います。
だめ込みとは、刷毛などを使い、塗り忘れが起こりそうなところ、細かく丁寧な作業が必要な場所を先に塗っていくことをいいます。
軒天にもだめ込みという作業をおこなっていきます。

「だめ」とは「駄目」のことで、本来であれば塗装されていなくてはならない部分なのに塗られていなかったりする施工不良のことを意味しています。この駄目が出ないように「塗り込む」から「だめ込み」と呼ばれているようです。
だめ込みが終わったら、ローラーを使い1回目のマルチエースⅡを塗っていきます。
軒天は厚く塗りすぎると塗膜が割れやすくなるので、薄すぎず、厚すぎず、なおかつ均等に塗装することを意識して行います。
軒天と破風板(はふいた)

2回目が完了した軒天です。
ただ塗っていくのではなく、順序を守って仕事を進めていかなければ綺麗な仕上がりにはならないのです。

破風板(はふいた)とは、屋根が山形に見える方向から見たときに、幅広く見える板を指します。風の影響を抑制する機能があります。
写真では、ローラーで塗装をしている部分が破風板です。

1回目の塗装が終わってから規定の時間(4時間)をおき、しっかり乾かしてから2回目の塗装を開始します。

2回目の塗装を終え、塗膜に厚みを持たせることができました。

樋のケレン作業です。ケレン作業とは、汚れや劣化した塗料を落とすことです。汚れや異物が残った状態では塗料を塗っても塗膜の割れが起きやすくなってしまいます。塗料の効果を得るためには、きちんと準備をしなければなりません。

樋にも同様に塗料を塗っていきます。
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