土浦市にお住まいのお客様から、ご自宅の塗装＆補修のご相談がありました。
築35年の一戸建て住宅で、今回20年ぶりの塗り替えになるとのことです。
外壁の汚れと、玄関のリフォームを重点的に行ってほしいとのご要望でした。
今回の記事では、張り替え工事を行った軒天の塗替え工事についてご紹介します。
＞＞現場調査のようす>
＞＞前回まで：屋根塗装は遮熱塗料を使いましょう！
以前、
ボロボロになって、張り替えを行った軒天ですが、このまま合板が露出していると、湿気でまた腐食してしまいます。
軒天は直射日光が当たらず湿気が溜まりやすい場所です。
湿気によってカビや藻が繁殖し、軒天材が腐ってしまうことがあります。
軒天の腐食は、放っておくと屋根の骨組みまで腐らせていきます。
きれいで安全な屋根を維持するために、しっかり塗装で保護しましょう！
ローラーを使って軒天を塗り替えていきます。
外壁との境目はハケなどを使って際までしっかり塗装して行きました。
1回目の軒天塗装の完了です。
このまま乾燥させて2回めの塗り替えに繋げます。
乾燥期間を設けるのは何故？工期短縮のためにすぐに重ね塗りしちゃ駄目なの？
何故乾燥期間を設けなくてはいけないのでしょうか？
すぐに重ね塗りしたほうが、時間が短縮できそうですよね？
乾燥期間を置くのには理由があります。
半乾きのまま重ね塗りをすると、下の塗料がよれてむらになってしまうことがあります。
塗料のむらは仕上がりが汚くなるほか、塗料の性能を阻害する可能性にも繋がります。
きれいな家を保つために、メーカーが指定した乾燥時間を遵守し施工します。
2回目の塗替えです。
隙間のないようにしっかり塗装します。
軒天塗装が完了しました。
今回、軒天塗装に使用したのは、防カビ成分の入ったマルチエースⅡという塗料です。
メーカーが指定した塗布量を守って塗り替えを行って、湿気から軒天を守っていきます。
家屋は屋根、外壁、軒天などさまざまな部材で構成されています。
また、木材、モルタル、コンクリートなど使われている材料も様々です。
場所や材質が違うと、起こる劣化やトラブルが変わってくるので、材質や場所にあった塗料を選んで家を守っていきましょう。
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