
今回は破風板(はふいた)の塗装についてご紹介します。
破風板という名前にピンとこない方も多いかと思います。
簡単にいうと破風板は、屋根の内部や瓦の隙間に入り込んでくる風を防ぐための板のことを指します。
本を開いたような形の『切妻』と呼ばれる屋根の先端部分に取り付けられています。
文字通り『風を打ち負かす板』の役割があるので、強い雨や風にさらされて、劣化や腐食が置きやすい場所になります。
傷みがあると、屋根の中に風が入り込んで家全体が危険に晒されることもあるので、塗装を行い破風板をしっかりと保護し、強い住宅を維持していけるようにします。
写真は破風板の下塗りの様子です。
木材で作られた破風板だったので、そのまま上塗り剤で塗装してしまうと、破風板に塗料が染み込んで、塗りむらなどの原因になってしまいます。
美しい塗装に仕上げるためにも、下塗りを行って下塗り剤の塗膜を作りトップ剤が破風板に染み込まないようにしていきます。

破風板の上塗りの様子です。
弾性のある2液の溶剤系塗料を使用し、上塗りを行いました。
1回目の上塗りが完了したら、充分に塗料を乾燥させて2回目の上塗りを施工していきました。

破風板の塗装が完了しました!
弾性のある塗料をトップ剤として使用することにより、気温や湿度に影響される木材の伸び縮みにも追従することができ、塗料のひび割れや剥がれを防ぐことができます。
記事内に記載されている金額は2019年05月31日時点での費用となります。
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