台風の被害を受けた住宅の屋根瓦の補修工事の様子です。
火災保険を利用し、風害での被害箇所を補修していきました。
前回までに、野地板の張替えと瓦の葺き直しを行いました。
今回の記事では、屋根の一番上に設置された棟(むね)の耐震補強工事の様子についてご紹介します。
棟(むね)とは複数の屋根が重なる場所のことを指します。
特に、屋根の最上部にある、水平に設置された棟のことを『大棟(おおむね)』と呼ぶことがあります。
今回補修工事を行った棟は、この大棟になります。
棟は、屋根の最上部にあるため、一番風雨に晒され、破損や劣化が出てきやすい部分になります。
屋根瓦全体を押さえ、動かないようにまとめているのが棟の役割なので、しっかりと補強をすることによって、地震の揺れや台風などの暴風で屋根全体がずれることも防いでくれます。

棟の下地にボルトを埋め込み、地震が起きても崩れないようにします。
棟が歪んでしまうと、屋根全体に影響が出てしまいます。
屋根に被害を広げないためにも棟の耐震補強は重要です!

続いて、棟の取り付けになります。
のし瓦と呼ばれる短冊上の棟瓦を重ねて棟を形成していきます。
先程取り付けたボルトに固定して強度を上げます。

棟の取り付けの様子の写真です。
のし瓦を高く重ねていくことにより、雨漏りにも強い屋根になっていきます。
記事内に記載されている金額は2019年07月02日時点での費用となります。
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