瓦屋根は塩害に強く、現場を調査してみても塩害による腐食は見られませんでした。
特に葺き替えや塗装の必要もないため、瓦屋根自体の塗装は行いませんでしたが、一部コンクリート打ちっぱなしの場所があったため、塩害保護の一環で塗装を行いました。
1回目の塗装の様子です。
広範囲をローラーを使って塗装します。

2回目の塗装です。
1度目と同じ塗料を使用し、塗膜の厚みをしっかりと形成させていきます。
塗膜の厚みが充分に確保されていると、紫外線や風雨、塩害などからコンクリートの素地を保護できるようになります。

今回の現場では、瓦屋根に劣化が見られず補修は行いませんでしたが、海風による塩害は劣化に強いと言われる瓦屋根さえ腐食させていきます。
沿岸500m以内は重塩害地域、500m〜2km以内を塩害地域に指定し、海風による塩害被害の影響に注意することになっています。
今回は塩害地域外ですが、風に塩の匂いがする場合などは、塩害の影響が出やすいとも言うことができるでしょう。
ご自宅が沿岸部にある場合は、瓦屋根でもしっかりとチェックを行って塩害からの被害を最小限に食い止めるようにできるといいでしょう!
続いて、軒天の塗装です。
軒天は外壁の外側までせり出した屋根の真下にある天井のことです。
玄関やベランダの軒先を見上げたときに、見つけることができると思うので、ご自宅でもチェックしてみてはいかがでしょう?
軒天は、構造上特に湿気が貯まりやすい場所になります。
梅雨から夏にかけ、高温多湿の日々が続くとカビの発生も起きてしまい、腐食の原因にもなってしまいます。
そのため、軒天の塗装には防カビ効果のある塗料を使用していきました。
防カビ塗料を2回に渡り塗布し、塗膜の厚みを充分に形成します。
記事内に記載されている金額は2019年08月31日時点での費用となります。
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