
つくば市での、住宅の現場調査の記事です!
家を立ててから10年以上が経ち、外壁などにひび割れや塗料のくすみが見られるということで、弊社にご依頼がありました。
家屋全体を調査した中で、今回は屋根と軒天についての結果を紹介したいと思います。
まず、屋根の調査です。
今回の現場はカラーベスト材と呼ばれる軽量スレート瓦が使用されていました。
瓦に比べ軽量かつ安価で、設置も簡単であることから、近年人気の材料になります。
写真を見ていただけるとわかりますが、屋根材のはしがかけ、層状に剥離する『ミルフィーユ現象』が起きています。
これは、水分を含んだカラーベスト材が乾燥硬化したことで、劣化し剥離が進んでしまっています。

また、棟板金の釘頭も腐食が起きています。
釘が腐食やサビによって劣化し、屋根材が落ちるといった事故も起きているので、しっかりと対策をしなくてはいけません。

カラーベスト材は、数十年ほど前までは強度確保のため、アスベスト(石綿)が含まれていました。
しかし、環境問題や健康被害などの点から、近年では全てノンアスベスト材を使用することになっています。
ノンアスベストになって、非常に強度や耐久性が低い『パミール材』という製品が市場に出回ったことがありました。
今回の現場は、そのパミール材で屋根が葺かれていました。
強度の低い屋根材で、剥がれ落ちる事故も起きています。
パミール材へ塗装をしても、補強などは期待できませんので、このまま既存の屋根の上に新たに、屋根材を葺き替える『カバー工法』をご提案させていただきました。
当社では、ご契約にいたらなかった場合の現場調査費用は頂いておりません。
ご自宅の気になる部分、困っていることがありましたら、無料相談を承っておりますので、お気軽にご連絡ください!
記事内に記載されている金額は2019年08月31日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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