土浦市の築22年の現場の工事の様子をお伝えします。
今回は、外壁とサッシ周りのコーキング剤の打ち直しの様子についてご紹介します。
コーキング剤は外壁やサッシ周りの隙間を埋める防水の役割を持ちます。
ここに隙間があると、外壁内部に雨水が浸入し、雨漏りや結露の原因になるのでしっかり施工していきます。
まず、施工の前に外壁サイディングの目地を埋めていた古いコーキング剤を撤去します。
カッターで切れ目を入れて硬化したコーキング剤を引っ張るときれいに剥がれ、簡単に撤去することができます。
コーキングが撤去できたら、目地にプライマーを塗布していきます。
コーキング剤には接着能力はないため、プライマーを接着剤がわりにして外壁サイディングにコーキングを密着させていきます。
プライマーを塗布したら、コーキング剤を打ち込みます。
中に空気が入ってしまうと、剥離や防水性能の低下につながるので、しっかりと密着させて打ち込みます。
そのあと、専用のヘラを使い更にコーキング剤を圧着します。
サッシ周りは、コーキングを撤去せず、古いコーキング剤の上からプライマーを塗布し、新たに打ち増して対応していきます。
コーキング剤が充分に固まったら、養生のためのマスキングテープを撤去して作業は完了です。
灰色のコーキング剤で外壁と色みが違う!とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、このあとコーキングの上からサイディングを塗装するので、最後には色は同じになるので大丈夫です!
一般的なコーキング剤は耐用年数が5年ほどと、他の建材に比べて劣化が著しく早く、何度も交換しなくてはいけないというデメリットがありました。
しかし、今回の現場では『オートンイクシード』と呼ばれる、耐用年数が15年という高性能なコーキングを使用していきました。
高性能なので単価は上がってしまいますが、長く性能が持つ材料になるので是非ご検討ください。
記事内に記載されている金額は2019年10月01日時点での費用となります。
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