土浦市で築17年の北欧風の家の塗装を行いました。
今回は水切りの塗装の様子をご紹介します。
水切りとは
水切りの役割は、建物に受けた雨水が土台に侵入しないように設けられたL字型の金物のことです。
基礎と土台の間には隙間があるため、そこに雨水が侵入しないように考えられた工夫です。
土台水切りは品質確保法により外壁下部に設置が義務付けられています。(工法により金物型の水切りがない建物もあります)
水切りの塗装の様子です。
水切りはガルバリウム鋼板や鉄・銅などの金物でつくられています。
そのためサビが発生することがあります。金物に塗装が施されており、塗膜がサビの発生を防いでくれているのですが、塗膜が劣化することによって防水性が落ちてサビの侵入を許してしまいます。
サビによる腐食が著しい場合は補修ができずに交換となるため、そうなるまえに対策をとったほうが得策です。
ケレン作業を行います。サビなどの汚れを落として、塗料の密着度を高めていきます。
ここでサビを見逃してしまうと、サビが内部で侵食してしまうため、目を凝らして作業を行います。
下塗りの様子です。
使用した下塗り材は「マルチプライマーエポ」という防サビ効果のあるものです。
上塗り1回目の様子です。上塗り塗料は汚れに強い「フッソUVコート」を使用しました。
タイルに塗料がつかないよう、慎重に刷毛を動かします。
塗装2回めの様子です。
塗膜に厚みが出てきました。水切りに少し歪みがありますが、この程度でしたら交換をしなくても大丈夫です。
水切りの塗装が完了しました!
記事内に記載されている金額は2019年11月03日時点での費用となります。
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