つくば市で現場調査のご依頼を受けました。
築17年の一般住宅で、築年数が経つためところどころに傷みが出てきたとのご相談でした。
今回の記事では、屋根の様子をチェックしたときのことをご紹介していきます。
今回の現場の屋根は陶器瓦が使用されていました。
日本古来よりある伝統的な屋根材です。
破損がない限りは半永久的にメンテナンスのいらない、という丈夫な材料になっています。

高所カメラを使用して屋根の様子を撮影しました。
屋根瓦にずれも破損も見られません。
葺き直しや交換などのメンテナンスは必要ないでしょう。
棟瓦を固定する漆喰にも傷みは見られません。

棟瓦の様子です。
瓦自体に破損や傷みはありませんが、瓦をとめる釘が浮き上がってきてしまっています。

横から撮影した写真です。
釘頭が浮いているのがよくわかります。
棟は屋根の最上部にあり、屋根全体を押さえ留める役割があります。
釘が浮き上がり、棟瓦がずれてしまうと他の屋根瓦もずれ落ち、雨漏りや屋根の飛散など重大なトラブルに見舞われてしまいます。
早急に補修を行う必要があります。
瓦屋根は他の屋根材と比べメンテナンスや補修の必要のない建材になっています。
しかし、屋根を止める釘などが風雨によって緩んでしまったりすると、知らないうちに補修が必要な状態になってしまいかねません。
今年は大型台風が数多く接近し大きな被害をもたらしました。
雨漏りが起きていないから大丈夫、と安心せずご自宅のチェックをして次の風害に備えていってみてはどうでしょう。
記事内に記載されている金額は2019年11月03日時点での費用となります。
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