つくば市にある築17年の住宅の現場調査の様子についてご紹介していきます。
今回は、軒天、破風板、濡れ縁の3つの箇所の傷みの状態をチェックしていきたいと思います。
まず、軒天(のきてん)ですが、これは『外壁の外側にせり出した屋根の真下(裏側)の天井』のことをさしています。
ベランダの軒先や、玄関の庇の下側に設置されていることが多いです。
昔は板張りでしたが、近年は白い化粧板を使うことが多くなっています。
構造上、湿気に弱くカビやコケが発生しやすい箇所になっています。

今回の現場では腐食は起きてはいませんでしたが、湿気により化粧板にコケが付着し色がくすんで見えていました。
腐食が進むと、軒天材の張替えをしなくてはいけません。
雨漏りや屋根の野地板の劣化の原因にもなるため、防カビ・防藻塗料を使用し保護していくといいでしょう。

破風板(はふいた)は、屋根の縁に設置された板のことを指します。
名前の通り風を打ち負かし、屋根内部に風が吹き込むのを防ぐ目的があります。
風が屋根内部に入ってくると、簡単に瓦屋根を吹き上げてしまうので、破風板の保護は台風などの防風対策になるのです。
金属部分になるので、防サビ塗料を使用し、保護していきましょう。

濡れ縁が雨水や日光で塗装が剥げてしまっています。
木製の濡れ縁は塗料で保護していかないと、防水できなくて腐食がはじまってしまいます。
庭に面した素敵な濡れ縁を再度塗装し美しさを取り戻していきましょう。
記事内に記載されている金額は2019年11月03日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、
屋根塗装、
外壁・屋根塗装、
ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。