
外壁塗装の施工仕様は洗浄→シーラー→サーフSG→フッ素樹脂2回となるわけですが、本日の作業はサーフSGを入れ、上塗りのフッ素樹脂を塗装しています。本日の現場ブログはサーフSGとフッ素樹脂についてお話しさせて頂きます。画像はシーラー処理が完了し、サーフSGという塗料を塗布しています。この塗料の特性は、塗料そのものに粘性があり、これを塗る事で軽微なクラック(ひび割れ)は埋まります。また若干の弾性がある(塗料が伸縮する)ので軽微なクラック(ひび割れ)は今後入り難くなります。また塗料そのものに厚みが付きますから、次に塗る塗料の吸い込みが少なくなり上塗りが安定します。

塗料のランクでいうと、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、無機質系樹脂という順番に並びます。昔の塗料のほとんどは合成樹脂でしたが、今から数十年前から合成樹脂はほとんど姿を消しました。現在では市場はシリコン樹脂塗料が標準的となっています。※シリコンが主流でも、市場にはいろいろなシリコンがあるので一概にシリコンが良いとは言いきれません。
今回お客様にご採用頂いた塗料はフッ素樹脂。この樹脂も水性フッ素、一液フッ素、2液フッ素といろいろあります。シリコンもフッ素も、主剤と硬化剤を混ぜる2液タイプの塗料が一番安定しています(価格も一番高い)
S様邸の使用材料はKFケミカルのセミフロンマイルドで2液型のフッ素樹脂塗料となります。シリコン樹脂塗料からすると、約30~40%の耐光性保持率を誇り、耐用年数も長くなります。
従って、シリコンで塗り替えした場合より、フッ素樹脂で塗り替えしたほうが持ちは良くなり、次のメンテサイクルを伸ばす事が可能となります。
塗料の価格差だけで耐用年数が数年違うのであれば、フッ素樹脂を選択したほうがメリットが高いという事となります。
今日は塗料特性についてお話しさせて頂きましたが、次回はまた現場の様子をお伝えしていきます。
ではまた明日!(^^)!
記事内に記載されている金額は2019年03月30日時点での費用となります。
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