バルコニーから雨漏り

↑雨漏りから基材劣化

↑軒天に雨漏り
岡山市南区彦崎でバルコニーの防テープが切れ、雨漏れしていました。主たる原因はバルコニーの笠木に水が入らないように、防水テープが施してあるのですが、このテープが予め施工されていなかったのか、経年劣化で切れたのかは不明ですが、手摺廻りから漏水し、サイディングがボロボロになっていました(画像左)さらにその部分から軒天の天井に雨水が浸入し、軒天の基材もかなり劣化しています。
お客様の話しだと、吹き降りの時は常に雨漏りしており、数社業者に見てもらいましたが原因が解らず困っていました。
この雨漏りを直すには、一旦バルコニーを解体し、再度防水テープを入れ替えする必要があります。また腐ったサイディングは張替えする必要がありますが、ハウスメーカー専用のサイディング板ですから、我々には入手する事は出来ません。これでは改修出来ないので、今回は現状あるサイディングはそのままにしておき、雨仕舞いのみちゃんと施工し、ガルバリュウム鋼板を張り仕様にしました。
既存バルコニー全景

一見みると何の不具合も無いように見えるのですが、実はこのバルコニーは漏水個所がたくさん潜んでいるんです。
バルコニー ガルバリュウム鋼板張り

↑側面 ガルバリュウム鋼板張り

↑バルコニー正面 ガルバリュウム鋼板張り
現在ガルバリウム鋼板は屋根や外壁に多く採用されており、素材の中身はアルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%から成る、アルミ亜鉛合金めっき鋼板です。半永久とまで言い切れる事はありませんが、10年の製品保証が出るので20年程度長持ちするのではないかと思います。
ガルバリュウム鋼板施工概要

バルコニーは一旦解体し、ガルバリュウム鋼板を施工した後に、笠木を取り付けしています。その上に防水テープを貼り、今後水がバルコニーのサイディングやガルバリュウム鋼板に侵入しないようにしています。この作業はとても重要で、防水テープを施していない場合は、また雨漏りしてしまいます。
今回はバルコニーのサイディングは残したまま、ガルバリュウム鋼板を張っています。何で撤去しないのかとご指摘もあるかと思いますが、カバー工法のほうが、サイディングを撤去しなくてすみのでコストが安価に納まります。また傷んだサイディングをガルバリュウム鋼板で挟み防水シートを入れていますから、今後不具合も発生する事はありません。
この続きはまたブログにてお伝えしていきますので楽しみにしといて下さい。
ではまた明日!(^^)!
記事内に記載されている金額は2019年04月12日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。