地価の厨房から雨漏れ

赤磐市の大手病院様より、厨房の床が常に濡れているからどうにかして欲しいとの事で、現調に行きました。什器を動かして確認すると、コンセントがある部分から水が出ていました。コンセントがあるので漏電が不安でしたが、通電していなかったので不安は解消されました。
厨房の位置は地下一階に位置しており、地下水からの湧き水、もしくは地下室のすぐ上には用水が走っているため、そこからの漏水も否めない状態です。いずれにしても今回の雨漏りは、通常の雨漏りとはけた違いに難しくなる事が予測されました。
通常の雨漏れであれば、雨が降っていない時は雨漏りしません、今回は雨が降っていないのに雨漏れしています。さらに常にコンセントボックスから湧き水のごとくポタ、ポタと水が出ています。
エレホン300という材料を使用

通常水が出てきている場合、雨漏れ修繕は不可能です。今回は出て来ている状態から止水しなければなりません。こうしたケースではエレホン300(写真参照)という材料を使用します。この材料は見た目はセメントの粉のような状態。これをバケツに取り出し少量の水で団子を作るように丸く練ります。出来上ったと同時に、水が出てきている部位めがけて埋め込みます。

エレホン300を水が出てきているコンセントボックスに埋め込みました。この材料は水が出てきていても硬化する特性があります。
これで止まるかと思いきや、、、、、、止まらず水が出てきました。
次にまた材料を練り団子を作り、コンセントボックスに充填。繰り返す事3回・・・・・
止水完了

悪戦苦闘を繰り返しながら、何とか水を留める事が出来ました。最後はコテで平滑に均し仕上げています。作業終了から30分が経過し、水が出ない事が確認出来ました。
今回のような工事では、予想を遥かに上回る事が起きる事があります。一瞬で水を止めるという事はまず不可能ですいかなる場面も経験と勘を頼りにするしかありません。
今回はこれで一旦様子をみます。これで次の雨まで出なければ問題は解決していると思います。
ではまた明日!(^^)!
記事内に記載されている金額は2019年05月03日時点での費用となります。
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