
草加市八幡町、三階建て鉄骨ビルの現地調査三日目です。
今日は塗膜調査です。
おさらいとして1日目は建物の実測、2日目は雨漏り調査でした。
3日目に塗膜調査することになったのですが、行う理由としては
「図面、仕様書が不在、以前のリフォームデータがない」からです。
なので、塗り替えの材料の選定をするのに旧塗膜を調べる必要があります。
あと正面の石材について十分調査も必要でした。
テナント入り口とエントランス間の袖壁をみると
本来の外壁と塗り替えた外壁を確認することができました。
グレー部分が塗り替えた部分で、下半分の外回りの白い部分が本来の壁、真ん中が薄いグレーで塗り替えられた模様。
このスペースに屋根付きの倉庫が作られて、解体された経緯がありました。
築40年で塗り替えは一回だけとい裏付けを得られました。
道路正面の外壁は石材が使われて劣化の度合いを調べました。
通常、モルタル外壁などのクラックはコーキングで充填するために工具でクラックの隙間を広くしなければならないのですが
石材の場合もしかしたら、工具をあてたら大きく割れる可能性あります。
雨が浸透して劣化が進んでいる可能性があるので余計に危惧されます。
今の段階では、コーキングかフィラーで止めるかの修繕が想定されます。
コーキングだと見た目悪くなりますし、フィラーでクラックが止まるか?
難しい選択となりました。
塗膜特定するにあたり、この塗膜は水性塗料ということは判断できました。
硬化剤を使用した強い溶剤系塗料であれば、ラッカーシンナーでも剥離はしないのですが
この外壁は水性塗料で塗膜が少し溶けるのを確認。(だからと言って水性塗料が良くないことではないです)
なので塗装プランは「水性塗料」が使うことが望ましいです。
フッ素系塗料が使われていたら、フッ素を使わなければなりません。
こういった情報が事前にわかっていれば、見積もりもスムーズにいくのですが
ない場合は今回のような現場調査をしなければなりません。
現場調査もせず、簡単に見積もりすることは良くないのでお客様には知ってもらいたいことの一つです。
今日も一日お疲れ様でした。
記事内に記載されている金額は2019年10月30日時点での費用となります。
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