ベランダを目視した限りでは、具体的に雨漏りがどの辺りから侵入しているのか全く分かりませんでした。
どのようなベランダでも雨水が流れるように緩やかに勾配をとってあります。
大きく５つのブロックに分けてホースで大量の水を掛けて雨漏り調査をしていきます。
①ベランダの手摺部分
②排水ドレン周辺
③ベランダの床にあたる部分
④バルコニーに隣接する外壁部分
⑤窓サッシ部分
この調査方法ですぐに雨がどこから漏っているのか判明する場合と、何度水掛けをしても症状が表れてくれないケースもあります。
時間を掛けてジワーっと濡れて来るケースと、ポタポタっとすぐに垂れてくる場合に分かれます。
今回は時間を掛けてジワーっと染み出してくるケースでした。
ベランダ床下内部（１階天井裏）の雨漏りによるシミが出来ているのがよく分かります。
排水ドレンと排水管の接続部分からもシミ出ています。
特にひどいのはベランダ腰壁手摺で、ベランダ床から立ち上がってるFRP防水の端末部分と壁手摺内の防水紙の雨仕舞が上手くいってないのが雨漏りの原因であることが判明しました。
場所の特定と雨漏りの原因が分かれば、後は具体的にどのように工事をするのかだけです。
写真はベランダ床部分のFRP防水を更に上塗りする形で塗布したところです。
また今回問題のあった30cm程の立ち上がりも念入りにFRP樹脂を塗布します。
それでも経年劣化で傷んだものは何らかのサインを出しています。
そのあたりはプロでないと中々判断しにくいので定期的に建物診断をお勧めします。
築20年を過ぎたら5年毎の建物診断をお勧めします。
私共では、地元沼津を中心に、三島、裾野、長泉、清水町、函南町、伊豆の国、伊豆市、で安心安全大満足リフォーム＆屋根外壁外回り＆新築住宅を施工していきます、お家の事でご相談はお気軽にご連絡ください。
記事内に記載されている金額は2021年05月18日時点での費用となります。
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