駒ヶ根市で別の塗装工事をしていたときに、うちの壁も見て欲しいというお話をいただきました。
特に通気口回りがぼろぼろになっているのが気になるとのことでしたので、詳しく調査をさせて頂くことになりました。
その調査のようすをご紹介します。
サイディングがぼろぼろになって、緑色のナニカが付着しています。
よくみると、カビだけでは無さそうでした。
信州は寒暖差の激しい地域が多いので「凍害」という現象が起こります。
湿気を吸った外壁は、夜間冷えて凍って膨張し、日中の暖かさで水分が溶けて収縮します。
これを繰り返し、外壁材が傷んでいくのです。
通気口にはこうした防虫ネットがあります。
築10年以上を経過すると、この内部にホコリが溜まり、うまく換気できなくなってしまうことが多いです。
そうすると、行き場を失った湿気を外壁材が吸ってしまい、前述した「凍害」という現象が起こります。
こうした通気口の他にも、結露の影響を受けやすいサッシ周りにも注意が必要です！
築10年以上を経過すると、この内部にホコリが溜まり、うまく換気できなくなってしまうことが多いです。
そうすると、行き場を失った湿気を外壁材が吸ってしまい、前述した「凍害」という現象が起こります。
こうした通気口の他にも、結露の影響を受けやすいサッシ周りにも注意が必要です！
決して派手ではない落ち着いた赤色で、施主様のセンスの良さがうかがえます。
10年くらい前に一度防腐剤塗装を行ったそうですが、写真のようにだいぶ傷みが出ています。
木部はその材質上、湿度の変化による影響を受けやすいので、通常の外壁材と違って3～5年程度を目安にメンテナンスが必要となります。
傷み出してしまうと、腐食が進むのも早く、雨漏りやシロアリ発生の原因になってしまうので、なるべくこまめにメンテナンスをしてあげた方が良いと思います！
ここにもカビと苔が繁殖していました。
壁はボロボロになっていたので、残念ながら塗装できる状態ではありません。
笠木も錆が出ています。
内側の壁は金属サイディングを張り替えることになりました。
笠木も錆が出ています。
内側の壁は金属サイディングを張り替えることになりました。
関連記事
1Fの壁やウッドデッキなどの木部は、木部専用の塗料で塗り替えます。
2Fはアステックペイント社の「超手汚染リファインMF-IR」という無機フッ素塗料で施工することになりました。
とにかく傷んでいる部分をこの際すべてきれいにすることになりました。
工事のようすは次回のブログからお伝えしていきたいと思います！
記事内に記載されている金額は2023年04月03日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。
