こんにちは!街の外壁塗装やさん飯田・伊那店です。
前回のブログでは、伊那市において、モルタル外壁塗装工事の微弾性フィラーを用いて行った下塗りの施工についてお伝えいたしました。
今回は、下塗り完成後の、中塗りと上塗りの仕上げ塗装工程について、その施工の様子をご紹介したいと思います。
▼前回までのブログ
・伊那市でモルタル外壁とスレート屋根の現場調査、雨樋を含めて劣化症状を確認
・伊那市で外壁・屋根塗装工事、高所作業の安全を守る足場設置と塗料の付きをよくする高圧洗浄
・伊那市でコロニアル屋根の塗装工事、剥がれやひび割れ、苔などの経年劣化症状を回復
・伊那市で割れていたスレート屋根に行った板金による部分補修と外壁塗装工事の養生
・伊那市でモルタル外壁塗装の下塗り施工、下塗り塗料の微弾性フィラーとは?
モルタル外壁への中塗り
下塗りが乾燥した後には、中塗りを行っていきます。
中塗りに使用した塗料は、アステックペイント社の高機能フッ素塗料「リファインMF-IR」です。
「リファインMF-IR」は、通常のフッ素塗料に無機成分を配合しており、その緻密性から優れた低汚染性を発揮し、汚れが付きにくい塗膜をつくれます。
また、塗膜を劣化させる最大要因となる紫外線に対して非常に強い耐性を示し、20年以上の耐用年数が期待できることも大きな魅力です。
モルタル外壁への上塗り
中塗りの後は、中塗りと同じ塗料を使い、さらに上塗りを重ねて仕上げていきます。
モルタル外壁は、表面に凹凸がある仕上げとなること多いので、どうしても雨水が留まりやすく、そして汚れが付きやすいといった特徴があります。
水分や汚れがある環境は、塗膜の劣化を加速させることがあるほか、苔や藻、カビなどが発生する原因となることは注意が必要です。
さらに、これらを放置すると、こびり付いてしまい、高圧洗浄でも落とせないケースも少なくありません。
ところが、「リファインMF-IR」は、塗膜の親水性が非常に高いことから、セルフクリーニング機能を発揮し、外壁に付いた汚れを雨などといっしょに流してくれます。
また、弊社では、外壁塗装の塗料に防カビ剤を添加しているので、完成後も長期間に渡って苔や藻、カビの発生を心配する必要がありません。
つまり、塗装を施したときの美しさを長く維持できるということです。
上塗りがすべて完了しました。
ひび割れなど、さまざまな劣化症状が見られた外壁も、新築のように美しく仕上がりました。
外壁塗装は、3回塗り重ねることで適切な塗膜の厚さを確保し、塗料が持つ性能を十分に発揮できるよう設計されています。
逆にいうと、3回塗りのいずれかが適切に行われていない場合は、本来の性能が期待できないということです。
重ね塗りの場合、先行する工程は隠れてしまうので、仮に省いたり手を抜いたりしても気付かないかもしれません。
そのため、外壁塗装工事は、正しい施工を行える業者を選ぶことが重要なポイントとなるのです。
もちろん、弊社では、常に適正な施工を行い、品質の高いサービスの提供を心掛けています。
なお、次回の記事では、雨樋交換工事の様子について、ご紹介したいと思います。
記事内に記載されている金額は2023年10月11日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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