こんにちは!街の外壁塗装やさん飯田・伊那店です。
今回は、上伊那郡宮田村の住宅において、リシン吹き付け仕上げのALC外壁の塗装工事を行うために実施した現場調査の内容をご紹介したいと思います。
今回の工事は、ALC外壁の吹き付け塗装が劣化し、骨材が剥がれ落ちるようになったことが気になるとご相談いただいたことがきっかけです。
工事を検討するにあたり、まず、近所で同様の塗装工事を行ったALC外壁の住宅があり、そちらにおじゃまして工事後にどのような仕上がりになるのか見ていただきました。
また、おじゃましたお宅でも弊社をすすめていただけたこともあり、外壁塗装工事をお任せくださることになりました。
ALC外壁の劣化状況
外壁はALCにリシン吹き付けが施されています。
リシン吹き付けとは、セメントや樹脂に砂などの骨材を混ぜ、スプレーガンで吹き付けることで、ざらざらした表面となる仕上げ方法です。
お施主様が気にされていた通り、外壁面を触ると、手のひらに砂のような骨材が付着します。
リシン吹き付けは、期待耐久年数は8~10年程度といわれており、塗膜が劣化すると、今回のように骨材がボロボロと剥がれ落ちるようになることがあります。
また、塗膜の劣化は、骨材の剥がれ落ちだけでなく、防水性の衰えを意味するので、症状が進むにつれてALCそのものが吸水するようになることは注意が必要です。
また、目地部には複数のひび割れが生じています。
リシン吹き付けは、一般的に塗膜が薄いので、下地の動きに追従できずにひび割れてしまうことも珍しくありません。
今回の現場調査では、リシン吹き付け仕上げのALC外壁が劣化し、骨材の剥がれ落ちやひび割れのほか、苔やカビなどの症状も確認できました。
これらの結果を受け、外壁塗装工事によって必要な機能と美しい外観の回復を図っていきます。
なお、この工事の様子については、次回のブログにて詳しくご紹介したいと思います。
記事内に記載されている金額は2023年10月20日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。