松本市松原で外壁塗装のお問い合わせがあり、下見調査に行ってきました。一通り調査した中でフラワーボックス(小さいベランダのようなもの)の付け根に大きなクラックが入っていました。壁の中で鉄骨につながっているので崩れることはないと思いましたが、状況を報告するとフラワーボックスの下の和室に以前から雨漏りがしているとのこと。雨が入るには十分な亀裂なので雨漏りの原因には十分です。塗装する際に亀裂だけを補修することもできますが、使っていないフラワーボックスということで、撤去して雨漏りしないように防水処理をすることをご提案、ご理解いただいて工事しました。

窓枠の角から亀裂が入っています。これが両サイドにありました。壁の中で鉄骨につながっているのでフラワーボックスが落ちることはないと思いますが、雨が入るには十分すぎる大きさです。撤去だけの工事だと見栄えもよくなく、修繕したという痕が残ってしまいますが、外壁塗装と併用した工事なので修繕痕を塗ってしまえばあまり目立たなくもなります。


塗装用の足場もあるし、そんなに大変な工事ではないと思ったのですが、撤去工事はなかなかハードな内容でした。どこかで細かくばらせるだろうと思いましたが、幅2mあまり、奥行き40cmほどのFRP製で全部一体になっていました。針金で足場に固定して何かのはずみで落下しないようにしてから撤去にかかります。
右の写真が撤去後のフラワーボックスです。


フラワーボックスを撤去すると中の木下地は雨染みだらけ、本来あるはずの防水シートもありませんでした。間違いなくここから下の和室に雨漏りしていました。フラワーボックス本体の防水は問題ありませんでしたが、お家とのジョイント部分の防水に問題があったようです。撤去して開口してしまったところにタイベック(防水シート)を同じく防水テープでしっかりと止めました

防水シートの上から金属サイディングで開口部分をふさぎました。周りの壁がリシンという凸凹した柄だったのですが、金属サイディングにその柄はありません。なるべく近い柄を選び、その上から周りの塗料と同じ色の塗料を塗りました。補修痕があまり目立たなくなり、ワンポイントになってかえって良かったとお施主様も喜んでおられました。
記事内に記載されている金額は2019年12月07日時点での費用となります。
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