木部やモルタル外壁の劣化状況
住宅の外壁は、木部とモルタルを組み合わせたデザイン性の高い仕上げとなっています。
お施主様が最も気にされているように、木部塗装は色あせが進んでいることが確認できます。
屋外に露出した木部は、紫外線や風雨などの影響を強く受けて膨張や収縮を繰り返すことから、表面塗装はどうしても傷みやすくなるので注意が必要です。
そのため木部塗装は、通常の外壁塗装と比較しても寿命が短い傾向にあります。
モルタル仕上げの外壁は、全体的に色あせ、広い範囲にカビが発生しているほか、換気カバーの周囲に汚れが付着していることなども確認できます。
モルタル表面には吹き付け塗装が施され、凹凸があるので、どうしても雨水が汚れといっしょにとどまり、またカビの生育に適した環境ができやすいのです。
モルタル外壁の誘発目地には、激しくひび割れが生じています。
そもそもモルタルは、ひび割れやすい性質があるので、地震による揺れなどの力が加わったとき、計画的にひび割れを発生させる目地を設けることがあります。
これが誘発目地であり、この部分にひび割れができることは想定するところではあるものの、放置すると雨水が入り込んでしまう恐れがあるので、状況に応じたメンテナンスが必要です。
玄関周辺のモルタル外壁には、黒系の色で塗装が施されていますが、こちらも劣化して色あせています。
今回の現場調査では、屋外に多く使用している木部やモルタル外壁に経年による劣化症状が確認できました。
この調査結果をもとに、必要な補修を施したうえで塗装によるメンテナンスを行っていきます。
なお、この外壁塗装メンテナンスの様子は、次回からのブログにて詳しくご紹介したいと思いますので、ぜひ続けてご覧ください。
記事内に記載されている金額は2024年01月25日時点での費用となります。
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