既存の外壁はモルタル壁タイル吹き付け塗装です。吹き付けタイル塗装はリシン吹き付け塗装よりも高価で、厚く塗膜が付いています。しかし厚いだけに塗膜が劣化してチョーキングし始めると、雨水を吸い込んで雨染みになりどんどん外壁がもろくなってしまいます。雨の日にご自宅の外壁をご覧になって下さい。雨染みが見えましたら専門家による無料点検をお勧めいたします。
下地剤に使用する塗料で検索すると『シーラー』『フィラー』『プライマー』と出てきます。上塗りの塗膜を密着させる役割はどれも一緒です。シーラーは無色透明でシャバシャバしているので、吸い込みがある下地にたっぷりと浸み込ませて艶を出し、その上にペンキを塗ります。
フィラーはシーラーと比べると少しモッタリしています。ですので細かいクラックを埋めて下地を作る作業に向いています。
プライマーは下地剤全般のことをいいます。シーラーもフィラーもプライマーの一種です。塗装職人がプライマーと呼ぶのは主にサビ止めを混ぜた『サビ止めプライマー』の事です。
ツヤッツヤでございます♡
こちらは吸い込みの良い古い塗膜でしたので、シーラーをたっぷりと塗りこみ艶を出します。散布したシーラーが乾いたら下地処理完了になります。
既存の外壁の色になるべく近い色とのご指定です。こちらは中塗り作業ですが外壁がシーラーの下塗りでピッカピカになったので仕上がりと見間違えそうです(笑)
お客様にご提案いたします塗料は3パターンご用意しております。リーズナブルなシリコン塗料(一般的)、チョーキング(塗膜劣化粉)現象を制御するラジカル制御シリコン塗料(ここ4~5年で人気上昇中)、フッ素樹脂塗料(耐候年数約20年)をご提案します。上塗り塗料材はお客様にお決め頂きますが、下地剤は専門家・塗装職人が外壁の材料(サイディング・モルタル・ALC等)の状態を診てご提案いたします。下地剤は仕上がりには見えなくなりますが、ここをいい加減で施工をしてしまうと数年後に剥がれやふくれ等の被害が出てしまいます。塗装の施工会社をお決めになる際はお値段ではなく施工内容の説明を聞き、ご自分でしっかりと把握が出来る施工会社をおすすめいたします。
記事内に記載されている金額は2020年01月28日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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