北安曇郡池田町の古民家風お宅の外壁木部、モルタルジュラク塗装壁の塗り替え工事です。既存の塗装は大変高価な新築塗装なのですが、モルタル壁はクラックが必ず出ます。全面モルタル壁の場合は『ヒビよせ』という縦線の細いへこみが約3尺間隔で入っています。このへこみにヒビが入るようにあえて左官職人が入れているのです。しかし今回は木との間にモルタル壁がありますので、クラックが乱雑に入ってしまっていました。
モルタル壁のクラック補修のやり方ですが、ひびに対してV字に掘って補修材を埋めていきます。しかし今回はクラックがかなり多いためハンドスムーサーという補修材を使用しました。ハンドスムーサーは手間がかからない分お値段がかかります。
補修が仕上がりましたら次は下塗りにかかります。下地剤は関西ペイントリフォームサミットのRSサーフを使用しました。この下地剤は水性反応硬化形シリコン微弾性複層仕上げ塗料といい、モルタルやALCなどの固い下地にむいています。固い下地は必ずと言っていいほどクラックが入ります。そこに硬質性の塗料を塗装してしまうと下地と一緒にクラックが出てしまいます。ですので、弾性塗料を使用いたします。
塗装の工程は高いところから塗装いていくので、こちらの軒の上裏は塗装が済んでいます。モルタル壁の下塗りが仕上がっています。腰壁の養生はモルタル壁の中塗り・上塗りのマスチック塗装が待っていますのでそのための養生です。マスチック塗装はたっぷりとローラーに塗料を着けて塗装しますので、ぼたぼたと塗料が落ちますのでしっかりとした養生が必要になります。
このように塗り替え塗装工事の養生は貼ったり剥がしたり作業工程によってしっかりと手間をかけています。この手間を惜しんで養生を大体で済ませてしまうと、塗装をしない所に色がついてしまったり、際のラインがぐちゃぐちゃになってしまったりします。塗装の値段が安い業者は手間がかけられないので(日数がかけられない)仕上がりを見るとすぐにわかりますよ。
記事内に記載されている金額は2020年02月12日時点での費用となります。
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