塩尻市広丘吉田のお宅で屋根・外壁塗装、窓交換、設備工事の下準備です。仮設足場が絡んでくるのと、軒の上裏に水染みがあるのでケイカル版の交換工事のためにポリカーボネート板の屋根を外す作業を行いました。
今回のポリカーボネート板の屋根を外す作業は少しやっかいです。軒の上裏とポリカーボネート板の屋根の隙間が狭いのです。普通の電動ドライバーでは隙間がせまいので入りません。こういう場合は専用の電動ドライバーを使用します。こちらのドライバーは支点が真っすぐではないので、使用するにもちょっとコツがいる電動ドライバーです。片手で使用するにはテクニックが必要です。
熟練の職人が隙間に体を突っ込んで外してくれています。普通に乗っかって作業をしていますが重心のかける場所を間違えますとポリカーボネート板が割れて体が落ちてしまいます。ポリカーボネート板を外す作業ですが、最後にはまた現状に復帰致しますので、ただ外すのではなく常に戻す作業を頭の中で段取りながら外しています。
こちらがケイカルボードの水染みです。よくあるパターンはバルコニーの床にクラックが入り、そこに雨水が侵入しまして軒の上裏に水が垂れてケイカルボードに浸み込んで爆裂することがあります。しかしこちらのお宅のバルコニーの床はステンレスで桶になっていますので、軒天ボードを外さないことには原因がわかりませんでした。
この画像をご覧になってなにが原因かお分かりになりますでしょうか?バルコニー床からの水の侵入経路が見当たらないのでよくあるパターンではありませんでした。水染みは入角に多く見られます。これは外壁部からの雨水侵入と考えられます。
一般的にバルコニーの設置場所は南側です。南側は常に日が当たり紫外線を浴び続けます。そのように過酷な状況下で10年以上も頑張っているので、板間目地のコーキングはポソポソになってしまいます。今回の水染みはコーキングからの雨漏りと判断いたしました。今回の工事は、バルコニーの外側は金属サイディングの貼替になっております。弊社で施工いたします金属サイディングはケイミューのはる一番です。
記事内に記載されている金額は2020年03月05日時点での費用となります。
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