安曇野市にご在宅のお宅の外壁塗り替え塗装のお見積りに伴う外壁の計測にお伺いいたしました。こちらのお宅様は約25坪の平屋瓦屋根、モルタル壁仕様のお宅です。モルタル壁ではよく見かける吹き付け塗装ですが、この吹き付けはリシン吹き付けと間違える方がいらっしゃいますが、リシンとは砂粒の量が全然違う「ジュラク吹き付け」です。ジュラク壁は室内の砂壁でもありますが、屋外のジュラク吹き付けはひっかいてもボロボロ砂粒が落ちるものではありません。砂粒がびっしりと吹き付けてあるという事は無機質の塗膜が付いているという事となりますので、塗膜の劣化はあり得ません。最強の壁となります。しかし弱点はあります。モルタル壁は必ずクラックがはいります。クラックから雨水が侵入してしまいますとモルタルを抑えているラス網に水が付いてしまいます。ラス網は金属でできていますので水が付くとサビてしまいます。サビが進行致しますともろくなるので、モルタルの重さに耐えられなくなり剥がれてしまう。という被害があります。劣化しない無機質な材料は硬いので必ず割れてしまうのです。うまくいきませんね。
モルタル外壁はクラックが絶対に出てしまいます。通り沿いに面しているお宅なんかはとくにクラックが多いです。車が通れば地面が揺れます。地面は地震以外でも結構動いていますので、クラックが入るのは決して施工ミスではありません。
モルタル壁によくみられるのが90㎝から1m間隔上から下まで1本線で入っているこの筋ですが、これは『ヒビよせ』というもので左官職人が必ず施工するものです。モルタル壁は必ずヒビが入るのでこのヒビよせにヒビが入るようにする工夫がしてあります。
こちらのお宅ではご自分でクラックにシーリングで処理をされていました。これがされていないとクラックから雨水が入り、モルタルを留めているラス網に水が付き、サビてモルタルの重みで壁が落ちてしまいます。モルタル壁のお宅様でヒビが気になりましたら専門家の点検をお勧めいたします。
記事内に記載されている金額は2020年03月10日時点での費用となります。
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