安曇野市で行いました外壁塗装の様子をご紹介いたします。こちらのお宅はモルタル壁にリシンの吹き付け仕上げでした。築年数25年ですのでクラックが多数見られ、ご自身でのクラック補修の跡がありました。ご依頼を頂き下見をした時にせっかく塗装をしても補修跡が浮き出てしまったらみっともないと考えました。補修跡が浮き出ないようにするには塗膜を厚く塗装すれば良いので、今回の施工はマスチック工法でご提案させていただきました。
モルタル壁に出ているクラックの補修方法ですが、クラックにサンダーをあててヒビの入口を広げて詰め物を施すV字カット工法がございます。ですがこちらのモルタル壁のクラック幅が5㎜以下でしたので、今回は『ハンドスムーサー』を施工致しました。このハンドスムーサーは万能でクラックに沿って押し込んでヒビの奥底まで入り込みますのでV字カットの手間が省けて作業の効率が良くなります。
クラック補修が済みましたら下塗りをしていきます。今回使用いたします塗料は『ルミステージ水性サンバリアSR』フッ素樹脂塗料です。しかしルミステージ水性サンバリアSRは硬さが無くシャバシャバしているので砂骨パターンは作れません。下地剤で使用いたします『ボンHBサーフェーサー』の清水希釈率を下げて砂骨ローラーで砂骨模様をつけて施工致します。
中塗り・上塗りにルミステージ水性サンバリアSRを施工致します。写真の外壁の色が濃いほうが上塗りとなっております。色の濃い上塗りの方のマスチック模様が丸みを帯びているのが確認出来ますでしょうか?マスチック塗装は模様をきつく見せるには上塗り仕上げで砂骨ローラーで施工致します。しかし今回はお施主様の御希望でフッ素樹脂塗料の施工ですので、下塗りでしか砂骨模様は作ることはできません。
FF石油ストーブの排気用管が出ていた穴も綺麗になくなりました。
記事内に記載されている金額は2020年03月31日時点での費用となります。
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