安曇野市で行いました既存モルタル壁、外壁塗り替え塗装の様子をご紹介いたします。20年~40年前に建築されたお宅では、モルタル外壁は広く一般的に施工されている外壁材です。モルタル外壁で一番多いのがクラック(ひび割れ)です。このクラック被害は建築して20年以上経っていれば間違いなく出てしまいます。地面は常に動いております。モルタルはセメントを固めたものですので硬いです。サイディングの様に目地のコーキングで免震することができませんので、確実にクラックは入ってしまいます。
新築時のモルタル外壁への塗装は吹き付け塗装が一般的です。吹き付け塗装といっても衣装性が多数あります。砂粒を顔料に混ぜて吹き付ける「リシン吹き付け」、吹き付ける塗料をボタボタ吹き付ける「タイル吹き付け」、セメントを顔料に混ぜて吹き付ける「スタッコ」などが一般的です。
モルタル壁の塗り替えの基本ですが、既存のクラックを補修するのは当然の作業です。さらにこれからも外壁を維持していくうえでクラックが発生しないようにしなければなりません。しかしモルタルにヒビ割れが発生することは防げませんので、塗り替えの場合の対処方法は3回手塗りのうち下塗り材を弾性のものを使用いたします。ベストなのは下地材・中塗り材・上塗り剤のすべての塗料を伸び縮みする弾性塗料をお勧めいたします。
こちらは玄関ドアの塗り替えです。こちらの玄関ドアは木製ですので、木部用の塗料を施工致します。木部用の塗料はステイン系の塗料がベストです。樹脂系の塗料も塗装することはできますが、木は季節ごとに湿気の吸排をしておりますので樹脂で膜を張ってしまいますと塗膜が剥がれてきてしまいます。ステイン系の塗料をしみ込ませて色を整えれば剥がれることはありません。ですが塗膜を貼らないという事は素地がむき出しになっておりますので、色持ちは5年~8年ほどとなってしまいます。木部の塗り替えは5年ごろから様子を見て考えましょう。
記事内に記載されている金額は2020年05月02日時点での費用となります。
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