諏訪郡下諏訪町で外壁が傷んできたので見てほしいというご依頼があり現地調査に行ってきました。築25年ほどの窯業系サイディングの外壁です。このブログでも再三出てきている窯業系サイディングですが、がいへきの70%~80%は窯業系サイディングだといわれていますので、その登場頻度にも納得の数字です。セメントと繊維質を板状に整形したものが窯業系サイディングです。それ自体に防水性はないので塗装やシーリングで防水性を出しています。つまり塗膜やシーリングの劣化が外壁の防水性低下につながります。
チョーキングのチェックです。塗料の中の色の成分である顔料が紫外線の影響で壊され、粉状に浮いてきて触るとこのように汚れが付く現象です。このチョーキングが出ると外壁のメンテナンスのサインです。早期であれば塗装で済みますが、長い間放っておくと塗装では済まないことになります。
サイディングボードの反りがありました。サイディングボードの厚みが足りないとボード自体が反ってしまいます。サイディングボードの厚さもチェックポイントの一つです。お家の図面があれば仕様書に記入されていますし、なければ外のコンセントを取り外すなどして計測します。このお家は図面があったので確認できました。厚さは12mm、基準より厚さが足りません。
水が回ってしまい、塗膜の剥がれや外壁の崩れが見られます。窯業系サイディングはそれ自体防水性はありません。塗装やシーリングで防水しています。塗膜やシーリングの劣化イコール防水性の低下につながります。窯業系サイディングは外壁材の70から80%のシェアがあります。軽量で安価、デザインの豊富さなどがメリットです。定期的なメンテナンスをしてあげれば長く使っていただける外壁材なので、定期的な点検、メンテナンスをお勧めします。
記事内に記載されている金額は2020年07月18日時点での費用となります。
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