茅野市金沢で金属サイディングのカバー工事を行っています。着工から5日ほどかけて下地工事を行い、いよいよ本体の取り付け工事となりました。今回使うサイディングはケーミュー株式会社の金属サイディング【はる一番】、優波柄のマットブラックです。当然ながら一番気を遣う作業です。今回は横張りのため4mの長さの本体を下から張り上げていきます。途中窓や配管などの障害物があるとそこを切り欠いたり、穴をあけて処理します。こういった加工を必要とする手のかかるところを先に施工します。
下地工事の一つ、土台水切りとスターターの取り付けです。水平を取って取り付けていきます。ここで1mmでもずれると、だんだんずれが大きくなって、5m以上上の軒天まで行くと大きなずれとなって隙間ができてしまいます。
銀色の部材はジョイナーベースです。サイディング板のジョイント部分に取り付け、本体はベースを挟むように張り、最後にジョイントカバーを取り付けます。窯業系サイディングではここは目地となって、シーリングを打ちます。このシーリングが窯業系サイディングの劣化要因の一つなのですが、金属サイディングは目地はなくジョイントカバーで防水します。ジョイントカバーにはパッキンがついているので水の侵入はありません。
出隅(コーナー)も同じように出隅ベースを取り付けて、出隅カバーをかぶせます。こちらにもパッキンがついているのでシーリングは不要です。
窓周りはコの字の見切縁を回し、サイディング本体を挟み込んで取り付けます。
幅40cm、長さ4mの本体を下から張り重ねていきます。下地として取り付けた角材(胴縁)にビス止めをして固定します。黒い棒が胴縁です。下に固定したサイディングボードに上から次のボードを挟み込みます。オスメスになっているのでここから水が入ることはありません。これを繰り返して上まで張り上げていきます。
途中窓や配管などの障害物があるとそこを切り欠いて張ります。正確に寸法を取って線を引き、そこを切り欠きます。写真は弊社の若手のホープ小澤君が試行錯誤して切り欠きを行っているところです。こうしてだんだん外壁がきれいに生まれ変わっていきます。日々きれいに変わっていく外壁をお施主様家族は楽しみにしています。
引き続き経過報告をさせていただきます。
記事内に記載されている金額は2022年01月25日時点での費用となります。
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