みなさん、おはようございます。
今日は、岐阜県揖斐郡池田町で、軒天の塗装が激しく剥がれてしまった現場です。軒天塗装の様子、軒天の役割やケレン作業の大切さについてご紹介いたします。
写真を見て分かる通り、塗装がベリベリに剥がれてしまっています。
塗装の剥がれ1
塗装の剥がれ2
軒天とは、屋根の真下にある壁のことです。
美観性の向上や、雨水・日差しによる外壁の劣化防止、延焼防止などの役割があります。
・美観性・・・屋根の裏側に軒天を張ることで、屋根の構造部分を隠したり住宅の見た目をスッキリと見せます。
・雨水・日差しによる外壁劣化防止・・・軒の出が長いということは、雨水の吹き込みや太陽光を遮り、外壁材の劣化を防ぐことができます。軒天のない住宅はスタイリッシュで格好いいですが、雨水が当たりやすいため外壁材の経年劣化や雨垂れによる汚れに注意が必要です。
・延焼防止・・・隣家で火災が起きたりご自宅の窓から火の手が上がったりした際に、軒天がないと火がたちまち屋根裏まで廻り、屋根が焼け落ちてしまいます。そのため軒天には不燃材をしようし、住宅の被害拡大を防ぐ役割も持っています。
そのほか、お住まいによってはない場合もありますが、穴が空いている軒天もあります。
これは、屋根裏に溜まる湿気を排出させ内部結露を防ぐ役割を持ちます。
軒天が劣化した場合には、防藻・防カビ・防水機能が備わった、通気性のある塗料で塗装することが大切です。
ケレン作業中
ケレン作業終了
ケレン作業は、塗装をする上でとても大事な工程です。
塗装前に、剥がれやサビ等、邪魔になるものをできる限り取り除く必要があります。そうすることで、塗料の付着をよくするのが目的です。
ケレン作業を行わないと、仕上がりや塗料本来の効果、耐用年数に悪影響を及ぼします。
そもそも塗装とは、建物をダメージから守るものです。
ケレン作業に手を抜いてしまうということは、こういった本来の役割を果たすことができないということです。
果たすことができないと、塗膜の剥離が起きてきます。
ホコリなどの汚れを落とさないまま、なおかつ表面の凹凸が少ない状態では、塗料をしっかりくっつきません。雨風、紫外線にさらされれば、塗面は剥がれ落ちてしまいます。
そうなると見た目も良くないですし、建物をもろく劣化させ損傷させる原因にもなります。
ですのでケレン作業は、とても大事な工程なのです。
塗装中
ローラーを使っての塗装
ハケを使っての塗装
塗装完了
下処理が終わったら、いよいよ塗装開始です。
ローラーやハケを使い分けながら、丁寧に塗っていきます。
塗装が完了した軒天は、とても美しく生まれ変わりました。
これで本来の軒天の役割、塗装の役割が果たせますね。
塗装のことで気になることがございましたら、いつでもご相談ください!
記事内に記載されている金額は2020年01月19日時点での費用となります。
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