気温も高くなり汗ばむ季節になってきましたね。瞬く間に梅雨に入り寝苦しい真夏に入りますが、皆さんは暑さ対策をされていますか?窓を開けたりエアコンを活用したりと生活の中で出来ることはたくさんありますが、実は外装(屋根・外壁)でも暑さ対策は出来るのです。そこで今回は千葉市若葉区加曾利町で行った屋根塗装前点検を例に、塗装で行う暑さ対策をご紹介したいと思います。
塗装メンテナンス時に出来る暑さ対策


点検にお伺いしたのは築17年になる2階建て住宅です。全体的に汚れが気になり始めたことで塗り替えのお見積り依頼を承りました。
スレート屋根材は雨水を吸い込んだことによりコケやカビが大量繁殖してしまっていました。恐らく高圧洗浄で付着物を取り除けば白い屋根材の素地が露出してしまうほど劣化していることが想像できます。傷んだ屋根材はシーラーで十分下地調整をし、今後劣化を起こしにくくなるように高耐久性の塗料(シリコングレード以上)で塗り替えていく必要があります。


もちろん棟板金の釘浮きや錆も今後破損の原因になりうるため、必要に応じて補修を行っていきます。屋根は過酷な環境下に晒され続けているため、いかに早く綺麗にメンテナンスを行っていくということが非常に重要なのです。
断熱材+αで快適な室内に


今回のテーマ「暑さ対策」です。通常は屋根からの熱を遮るため天井材の上や屋根材の裏に断熱材が敷き詰められています。しかし少しでも隙間があれば断熱の性能は著しく低下し小屋裏に熱がこもってしまいます。小屋裏の木材は乾燥し耐久性の低下、更には室内にも熱が伝わりエアコンの効率も悪くなってしまいますので、熱を遮る方法はぜひ取り入れておきたいところです。
外装工事で出来る暑さ対策は遮熱・断熱塗料での塗装メンテナンスです。熱を反射する遮熱と熱を伝わりにくくする断熱は目的も冬の寒さ対策にも違いがありますが、夏の暑さを緩和するには非常に効果的な方法です。塗装はいずれ必ず行わなければならずコストは掛かりますが、わずかな価格差で性能向上を図れるのであれば使用したいですよね?
遮熱・断熱塗料の性能を発揮するためには

遮熱・断熱塗料の効果を最大限発揮する為にお奨めなのはなるべく明るい色の使用です。黒は熱を吸収しやすいため遮熱塗料を使用しても効果は感じられないかもしれません。ホワイトでは汚れが…と気になる場合はグリーンやブルー等を使用しましょう。ブルーは太陽光による色あせも起こしにくいため美観性維持にお奨めです。
遮熱塗料・断熱塗料は各社塗料メーカーも力を入れて開発していますので種類も多くございます。気になる塗料の性能や屋根材に最適な塗料も異なりますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください、お待ちしております。
記事内に記載されている金額は2019年12月05日時点での費用となります。
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