屋根は積水屋根システムのブルック瓦でした
今回は、笛吹市でブルック瓦(セキスイ製)屋根をドローン調査し、コケ・藻の汚れの堆積・屋根材毛羽立ちを確認した様子をご紹介します。瓦の部分的に汚れの堆積が目立ち、屋根材も塗膜が剥げ落ち、ザラザラとした質感でした。
屋根全体の防水機能が、随分と低下している印象を受けました。ご覧のように、随分とコケ・藻などの汚れが堆積して、屋根がまだら模様となってしまっています。
セキスイブルック瓦はセメントと繊維を主成分とする製品であり、塗装が必用な場合もあります。ただし、セキスイかわらUと同様に、製品の耐久性や製造時期によって頑丈なものと脆い製品が存在するため、塗装が適しているかどうかは慎重に検討する必要があります。
塗装を行う際には、製品の状態や塗装の効果について専門家と相談することが重要です。弊社では、屋根修理も得意としておりますので、積水屋根システムの屋根のメンテナンスもお任せ下さい!
屋根の調査の様子を、詳しく解説いたします。
▼前回のブログ
・笛吹市のモルタルリシン仕上げの邸宅で、藻の付着・チョーキング・外壁クラック・付帯部退色を確認
汚れの堆積が目立ちます
住宅の北面の屋根は、日光の当たりにくい方角であり、そのため汚れが付着しやすくなります。特に北面は水分を含みやすいため、苔や藻の繁殖もしやすくなります。
当然、このような状況では、屋根材の痛みを促進します。屋根材が傷むと防水性が低下し、更に藻やコケなどの微生物が増殖してしまいます。
負のスパイラルが続く前に、定期的なメンテナンスや点検をおすすめいたします。
汚れは目立つものの、心配していたセキスイブルック瓦の、破損などはなさそうです。安心しました。
雨樋の一部も、退色していました
雨樋なども内部も外側ともしっかり洗浄してから、再塗装することで素材の長寿命化を図れます。殆どの場合、完全に破損してしまうのは雪害や雹害などの自然災害によるものです。
3年以内であれば過去に遡って、火災保険を申請することが可能ですので、その点も併せて調査いたしました。
右の写真は、軒天(のきてん)に換気材(かんきざい)が搭載されている様子です。
軒天換気材は、軒の裏側に設置される換気材であり、軒裏換気を可能にします。一般的には軒天に小さな穴が複数空いている有孔ボードや換気口がついた軒天材が使用されます。
これにより、屋根裏空間の湿気を外部に排出し、結露やカビの発生を防ぎます。軒裏換気を行うことで、屋根裏空間を適切に換気し、快適な住環境を維持することが出来ます。
軒天換気材では、城東テクノ株式会社のGAISOが有名です。
帯板(幕帯)も、外壁と同化するくらい退色してしまっています
表面に残った古い塗料を、落として新しく黒く塗装することで、住宅の立体感を出すことが出来ます。
付帯部を統一して塗り直すことで、纏まりのあるスタイリッシュな邸宅に仕上がります。
帯板は幕板(まく)とも呼ばれ、建物の1階と2階部分の境目の外壁に存在する板のことです。主に美観やデザイン的な役割を担っており、境界にしてツートンカラーとなっているお住まいもあります。横だけでなく縦についていたり、アクセントとしてついていたりすることもあります。幕板は、外壁の一部として重要な役割を果たしています。
弊社では、住宅の2色を使っての、塗り分け塗装も得意としております。同色で仕上げた場合と、同じお見積りですので、おススメです。流行のツートンカラーです。
弊社は笛吹市の外壁・屋根修繕塗装工事を得意としております!
記事内に記載されている金額は2024年06月27日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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