幕板（胴差）は建物のアクセント、デザイン性をアップさせるために外壁と違う色で設置されることが多いです。
そのため色あせてしまうと、とても目立ちます。
軒天井は幕板（胴差）に比べると紫外線が当たりにくい場所なので、劣化は少ないと勘違いされがちです。
しかし、その分湿気がたまってしまい、2枚目写真のようにカビが発生すると繁殖しやすいです。
一部たるんでいる箇所は、このまま放置すると軒天井が落下する可能性もあります。
何か起きてからではなく、起こる前にメンテナンスをすることが大切ですね！
▼前回のブログ
・南都留郡富士河口湖町でシーリング（コーキング）の劣化！DIY補修は何が正解？
・南都留郡富士河口湖町で軒天の雨伝い黒カビを確認！黒ずみ放置は危険です！
・南都留郡富士河口湖町で外壁クリヤー塗装！結露腐食した箇所を板金カバー・水切り設置
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・富士河口湖町で隙間のあるシーリング（コーキング）へオートンイクシードを後打ち！
幕板（胴差）はその後ケレン作業を行います。
サンドペーパーで汚れている面を清掃し、表面の凹凸や不規則な部分を均一に整えます。
古い塗膜が残っていると、新しい塗料が均一に塗布されず、剥がれやすくなります。
特に、古い塗膜が劣化して剥がれかけている場合、そのままにして新しい塗料を塗ると密着不良を引き起こし、塗装の耐久性が低下します。
また、塗装面を適度に粗くすることで、塗料の密着性を高めます。
特に、塗装が剥がれにくくなり、長期間にわたって美しい仕上がりを維持するために欠かせない作業です(^^)/
今回はシーラー塗布後、シリコン塗料を使用して塗装します。
シーラーを塗ることで、塗料と素材の密着性を高め、塗膜の耐久性を向上させます。
シーラーが乾燥したら、シリコン塗料を塗布していきます。
刷毛を使用して凹凸部分もしっかりと塗り広げていきます。
もともと色あせの目立つ幕板（胴差）でしたが、統一感のあるホワイトになりましたね(*^^*)
今回、軒天井にはケンエース塗料を使用しています。
ケンエース塗料は、カチオン系（陽イオン系）のアクリル樹脂塗料です。
耐水性や防カビ性に優れており、特に湿気が多い軒天井に適しています。
内装の天井・壁面に使用されるため、一部のケンエース塗料には低臭タイプもあります。
ローラーや刷毛を使い、均一に塗り広げていきます。
塗装作業では、塗装後にしっかりと乾燥させてから次の工程に進めることが大切です！
今回塗装した幕板（銅差）と軒天井は「付帯部」と呼ばれる箇所です。
付帯部には、他にも破風・鼻隠し・雨樋…などたくさんあります。
▼下記の記事では付帯部について詳しく解説しているため、是非ご覧ください(^^)/
・破風・軒天・幕板…付帯部とは？外壁塗装で見積り確認
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