クリヤー塗装は下地処理が命です
今回は、甲府市のタイル外壁を撥水レインコート!クリヤー塗装前の下地処理として、入念な薬品洗浄を施工した様子をご紹介します。前回に引き続き、タイルを洗浄剤(薬品)を使って綺麗にしていきます。クリヤー塗装の場合にクリヤー=透明な塗膜の為、下地処理の誤魔化しが一切効きません。
言い換えれば、汚れが残っている状態でクリヤー塗装でコートすれば、逆に汚れが強調されてしまうことになります。今回のビルの場合、白いタイルですので汚れが非常に目立ちやすいです。徹底的に真っ白な状態に下地を処理することに拘って作業を進めました。
外壁・屋根塗装工事も実は、適切な下地処理が仕上りを大きく左右します。塗装工事において下地処理の工程は最も重要な工程と言っても過言ではありません。レブライトやピカソなどのタイルに適した薬品を壁に塗布して、ブラシや専用のスポンジで擦り落とします。それでも落ちない水酸化カルシウムの汚れは、ワイヤーブラシややすりで削り落として除去します。
▼前回までのブログ
・甲府市のタイル外壁に梅雨時期前の汚れ対策!ミヤキのピカソ・レブライトを使用した外壁薬品洗浄
綺麗な透明な皮膜なため、良い意味でも悪い意味でも下地次第です
タイル外壁のクリアー塗装は、タイル専用のクリヤー塗料を使用して行います。通常の塗料では、タイルの質感を損なう可能性があるため、クリヤー塗料を使用することでタイルの魅力を保ちながら塗装を行うことができます。しっかりと薬品洗浄を行なってから塗装することで、新築時の雰囲気を取り戻し、外壁を保護し綺麗な状態をキープすることができます。
残った汚れに、薬剤をフォームガンで塗付します
この段階でほぼすべての鉄サビ、水アカ、カビ、排ガス汚れを落とすことができます。あとはブラシでもスポンジでもどうしようもない酸化したカルシウムの汚れのみとなります。
タイル表面に付着したエフロ(水酸化カルシウム)を落とします
外壁タイルに癒着したエフロとは、雨水や湿気によってコンクリート内部から溶け出した水酸化カルシウムが、外壁タイルに付着した白いパウダー状のものを指します。エフロまでしっかり取り除くことで、クリヤー塗膜の輝きが随分と違ってくるので丹念に落としていきます。
高圧洗浄で汚れを流して、さっぱり下地が出来上がってからクリヤー塗装を行います。クリヤー塗装の塗膜は高密度であり、汚れが付着しにくく、定着しにくいという効果があります。また、塗膜成分の密度が高いため、隙間が少ないので汚れが入り込みにくく、汚れが付いても取りやすくなります。
タイル外壁には、洗浄とセットでクリヤー塗装をお勧めいたします。そろそろ梅雨になりますが、汚れを外壁に寄せ付けない撥水レインコートとなってくれること間違いないです。
弊社は甲府市の外壁・屋根修繕塗装工事を得意としております!
記事内に記載されている金額は2024年05月21日時点での費用となります。
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